沈黙の女/ロウフィールド館の惨劇に投稿された感想・評価(★4.1 - 5.0)

『沈黙の女/ロウフィールド館の惨劇』に投稿された感想・評価

み
4.1

おもしろい!
シャブロルはいとこ同士に続いて2作目の鑑賞
いとこ同士とは違った堅実な演出
ソフィーの失読症の描写や、それが原因で仕事がうまくいかなくなるまでの流れの描写がすごく丁寧で良かった。
一方…

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【目に見えない相容れない境界線のお話】
今回投稿いたしますお久しぶりのシャブロル監督作品はポン・ジュノ監督の「パラサイト」の元ネタのひとつとのことです。
やっぱりシャブロルは安定にブルジョワ嫌いだし…

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このレビューはネタバレを含みます

衝撃的な結末に被せられるとても短かなエンドロール。
最後まで決して見逃すことの出来ない極上ミステリー。

原作はルース・レンデルの有名ミステリー小説『ローフィールドの惨劇』。
そして主演はイザベル・…

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1人目撃ち殺した時に、まるではじめからこうなることが決まっていたかのように動じないユペール&ボネールの顔。残酷でとても高潔。

Criterionの「Closet Picks」に登場したイザベル・ユペールがPick Upしたのは、まずは『WANDA』(もちろん!)、そして『彼女について私の知っている2,3の事柄』、『ストロン…

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1995年/ LA CEREMONIE/ 111分,
フランス, サスペンス
脚本・監督/ クロード・シャブロル
出演/ イザベル・ユペール(ジャンヌ)/ サンドリーヌ・ボネール(ソフィー・ボ…

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シャブロルそんな観てないけどこれがダントツで好き。ユペールヤバすぎる。

皿が棚から落ちて割れる辺りの編集とか他の映画であんまり観たことないかも。皿が落ちる時間が省略されてもう割れてるみたいな。

ギリギリの世界。単なるブルジョワ崩壊ものとしては観なかった。
過度な脚色に頼らない「普通の会話」の中で、浮かびあがる溝と感情の機微の蓄積

家族同士のショットを長回しで捉えて、ソフィーが介入するたび…

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ポンジュノのパラサイトを思い出す。筋運びがうまく、一つ一つの所作に意味がある。シャブロル本人の解説によれば、本当に一シーンごとに趣向を凝らしているらしく、そのおかげで面白いとしか言いようがない傑作サ…

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4.1

意地悪いほどの強烈なシニシズム。
一度彼らの関係性がひっくり返った様は恐ろしくも、どこかそのリセットはスカッとしている。この洒脱さはシャブロル流石。
資本主義的な現実を否定するかのような彼女たちの行…

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