一組の幸せそうな夫婦のもとにナイスミドルな中年が現れたことによって関係が破綻していく。
監督の作るカラー作品からはテーマや作家性が分かりやすくて自身のブランディングを強化するイメージ、逆にモノクロ…
悲劇なのかは、どうだろう。
マルヤの人生は、まだ始まったばかりだ。
これから先、まだまだ長い。
色々な思いを抱えながら、彼女はこれからの日々を生きていくのだから。
一度きりの人生、悲劇なんて呼ん…
音楽付きサイレントという時代への挑戦。
物語はシンプルでも、そこに漂う哀愁と寓意がカウリスマキらしい余地を生む。
キャベツが市場で売れるショットは、消費と原罪を暗示し、静謐な日常を一瞬で“寓話の舞台…