ドライヤー初のトーキーで、以降の作品と比べたら厳粛さが足りないけど映像的に面白い試みが多かった。
パッケージとかにも使われて作品を代表するイメージもなった鎌を持つおっさんが最初に出てきてから不穏さ…
永年観たかったドライヤーの吸血鬼ということで期待大だったが、映像やショットは結構良かったし、棺桶の視点からの見上げる感じのショットは「悪は存在しない」のオープニングを思い出しゾクゾクしたのだけど、脚…
>>続きを読む1930年時点でこれだけのクオリティを出せることに目覚ましさを覚えます。音による恐怖感の演出、細やかなカットによる役者の表情の分かりやすさなど。現代のホラーでは見かけない演出や表現もあり、ここには新…
>>続きを読む恐怖を語るのではなく、恐怖そのものを視覚と音で感じさせる映画。
言葉よりも「沈黙」「影」「霧」「柔らかな焦点」の方が、目に・心に強く残る。まるで、目覚めと夢との境が消えたまま進む夢の中を漂うような体…