1980年12月8日、今から44年前の夜10時50分、ジョン・レノンが熱狂的なファンと称する25歳の男マーク・デイヴィッド・チャップマンの兇弾に倒れ40歳の生涯を終えた😢
場所は、ニューヨーク市マンハッタンのウエストサイド。自宅のダコタ・ハウスの前で夫人のオノ・ヨーコと連れ添ってリムジンを降りたところを、チャップマンはジョンの背中に、5発の銃弾を撃ち込むのだった……。
このニュースを聞いた時、自分は高校生だった。中学生の頃ビートルズのコピーバンドまがいのことをやっていて、ファンクラブにも加入していた熱狂的なビートルズファンだった自分は、呆然として何が何だかわからなくなってしまった。
あまりのショックに以後、チャップマンのことを深く知ろうともしなかったし、知りたくもなかった。
本作は、ジョン・レノン殺害事件の真相を描いた映画で、犯人のチャップマンをジャレッド・レトが演じている。彼が凶行に及ぶまでの3日間の行動と心理を描いているが、どんな理由があろうと絶対に許せない気持ちに変わりはない。