勝新は雑魚チンピラにすらボコられ、己のアイデンティティを模索する繊細な男。
渥美清は陰気で粘着質、情緒不安定の暗い中年。
互いがそれぞれのパブリックイメージに反した役をやっているが、意外と素に近い状…
WOWOWにて鑑賞。
安部公房作品の映画化。
オープニングクレジットが英語表記で始まるものになっていて、どうやら海外バージョンらしい。
ソール・バスの影響が、かなり濃厚なグラフィック表現が◎
…
原作末尾、特にそこに登場する車に轢かれた「薄っぺらな猫」の大ファンとしては、何か違う
やがて道路の染みになり、消え、蒸発してしまうだろう「薄っぺらな猫」の無名性を輝かせるような、厚みのない名付けの…
話はあるのか無いのか分からんが、ずっと面白かった!
最後のおかしくなった勝新が芝居、台詞共にキマっている。
ずっと1人で話している渥美清も面白いし、それを相手にしない勝新も最高!
俺が見ていた新宿と…