会話をひたすら重ねて輪郭を描いていくような映画だった。
父の遺言とエピローグのイスマエルから息子へのメッセージが言葉としては強いけど、それまでのとりとめのない会話や表情が彼等の人生を表していたよう…
場内では結構笑いが起こっていたが、序盤にウトウトしてしまったせいかノレなかった。このノレない感じ、カサヴェテスの『ラヴ・ストリームス』に少し似てるなと思ったら、似ている作品として紹介されていて驚いた…
>>続きを読むなんだったんだかね。彼女の愛した男たちをどんどん綴っていって彼女の男性遍歴から得た人生が続く物語、よくはわからないけれど、どんどん唐突にブッ込まれていく。テンションも上がったり下がったり、シリアスだ…
>>続きを読む画廊を営むノラは実業家の男と結婚を目前にしているが、父親がガンで余命わずかと知り愕然とする。
一人目の亡くなった夫との間に生まれた子供を父親に任せきりだったからだ。
そこで過去に一緒に暮らした経…
原題:ROIS ET REINE
2015.3.22 @ DVD
アルノー・デプレシャンという現在のフランスを代表する監督の作品の中でも、最も完成度の高い傑作。観たのは10回目以上なのに、大胆な…