蝶の舌の作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『蝶の舌』に投稿された感想・評価

喘息持ちの少年モンチョは先生に殴られる事を恐れ、初めての学校に行く事を嫌がっていた。

最初は逃げ出してしまうモンチョであったが、担任の優しきグレゴリオ先生の存在のおかげで学校での生活を始めていく。…

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絶句…。

人は保身の為に、時として残酷になる。

感情を押し殺したモンチョの母と、くしゃくしゃな泣き顔の父の対比。

純真な子どもが、焚き付ける大人に訳も分からず従ってしまう姿が哀しい。

人格者…

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スペインから届いた佳作
内戦下の少年と老教師の深いきずな

観る者は、同じくヨーロッパ映画の「ニューシネマパラダイス」のアルフレードとトト少年の姿がだふるのではないでしょか?

何が言いたいかと言い…

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5.0

めっちゃ泣いた…

主人公の少年と定年間近の教師との心温まる話で終わる、かと思いました…

しかし、3つのキーワードでその思いは砕かれる…そのキーワードは、

・物語は1936年(その年の7月に内戦…

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aco
3.5

喘息持ちの少年モンチョが担任のグレゴリオ先生との交流を通して成長する姿と、スペイン内戦による悲劇を描く。

モンチョとグレゴリオ先生との関係が尊い。一般的な授業だけでなく、ティロノリンコという鳥の雄…

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内戦の虚しさ・・・★4.0

 言いも悪いも無い・・・。
 心優しい病弱の子供モンチョ(マヌエル・ロサノ)は、老齢の先生グレゴリオ(フェルナンド・フェルナン・ゴメス)によって愛情をもって勉強だけでな…

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過去記録
3.9
10代の頃に観てラストがよく理解できなかったけど、大人になってからもう一度観たら悲しくて泣けた。
ボロボロ泣ける。ヤバい。分かる人には分かる。ティオのリンコ!蝶の舌!

まだ過去と未来と現在の区別もつかないような幼い頃、僕は何も知らない子供だった。

月がぼくの高い鼻を枕に照らす夜には、天井の格子窓の影と言葉もなく見つめ合って会話をしていた。

幼少の頃からの病が落…

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