蝶の舌の作品情報・感想・評価

『蝶の舌』に投稿された感想・評価

Yuki
3.8

じんわりと染み渡る映画だった。
ノスタルジックな中にこの時代のスペイン映画とは切っても切れない「内戦」の陰。

前半のシーンはほっこりする感じ、でもどこか伏線がある。

最後のシーンは胸がキューっと…

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まだ過去と未来と現在の区別もつかないような幼い頃、僕は何も知らない子供だった。

月がぼくの高い鼻を枕に照らす夜には、天井の格子窓の影と言葉もなく見つめ合って会話をしていた。

幼少の頃からの病が落…

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色々と驚きのシーンもあったけどモンチョの日常という感じでよかった
最後切ない
スペイン内戦時の教師と生徒。生物に詳しい大好きな優しい先生と同じ共和派の父親。母親の狂信的信仰。反乱軍勝利で状況が一変する。ファシズムの幕開けと忍び寄る軍靴の足音。多感な兄弟にはトラウマに。
肝
3.5
先生は好き。
ラストの主人公の少年の気持ちが、わからなかった。

10代くらいの若い女の子を妻にするおじはグロいなって思った。大切に扱ってそうでもないし。
大学で見て記憶に残ってる
kabaya
-
このレビューはネタバレを含みます

兄の初恋サックスで泣いてしまったのだが、そんなことよりも最後でギャン泣き。こんな悲しい話…辛すぎる。

子供と先生の対話が中心に置かれ続けるわけでもないので、おや?と思っていたが、三つほどの原作短編…

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odyss
3.8

【スペイン内戦時代を背景にした佳作】

1930年代スペイン、共和制がフランコによりくつがえされる頃を時代背景に、引っ込み思案の幼い男の子が老教師との出会いなどをへて外界との接触を始めるさまを描いて…

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