パパは、出張中!の作品情報・感想・評価

パパは、出張中!1985年製作の映画)

OTAC NA SLUZBENOM PUTU

製作国:

上映時間:136分

ジャンル:

3.7

『パパは、出張中!』に投稿された感想・評価

笹春
3.9
エミール・クストリッツァの初期作品。クストリッツァにしてはユーモアがなく、シリアスな内容が続く。そんなストーリーに合わせるかのような粗い映像がいい味出してる。
ラストのカットめっちゃ綺麗。
エミール・クストリッツァの監督2作目。スターリン影響下のユーゴ。ぱぱは他愛ない政府批判を漏らし、それを密告されて監獄へ出張中。ユーモアを文字得て描くユーゴ史。
岩波ホールにて
子供目線の家族のドラマ
思春期の初恋?父は初不倫?
日本では考えられないけど国が変われば子供の時痛い思いをする
そら
3.8

やっと観れた🏃

紛争でフィルムが消失し、かなり粗い画質になっていたけれど、他の方のレビューにもあったがこの作品の雰囲気と妙にマッチしている。。。
アカデミー賞にもノミネートされていて、パルムドール…

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3.8
東西冷戦時代が過去のものとなったいま、それでも比較的マシだったはずのユーゴですらこういう物語が成立する、物言えぬ国と時代とはかくなるものなのかと。

大学のAVライブラリで見た。あのアンダーグラウンドのクストリッツァ監督の作品を一通り見たいと思っていたが、本作はサブスクになかった。ヤンヤンを思い出させるような作品だった。アンダーグラウンドの騒がし…

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クストリッツァ監督の初期作。『黒猫・白猫』とか『ライフ・イズ・ミラクル』とかのワイワイ感がないせいか、監督のファンの間でも人気はイマイチっぽい。でも自分はこれが一番好き。

人間のダメなところ、ダメ…

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4.0

少年マリクの父メーシャは国家の体制批判をしたため逮捕される
父が帰ってこない理由を母親は「パパは出張中よ」と言ってごまかす

1950年頃のユーゴスラビアはスターリン主義の影響下にある社会主義国家で…

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mare
3.5

初期作なだけあってまだ「アンダーグラウンド」ほどぶっ飛んだコメディ描写はないものの、ユーモラスな一家と子どもの目線から語られる作風で、激動の世相を反映させたクストリッツァらしさはすでに感じられる。出…

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軽いか重いか言葉は巡る、チトー政権の恐ろしさ。
楽しい映画と思いきやクストリッツァの中では最も暗く社会派な作品で若干疲れた。
ドリーベルでの自転車が次作ではサッカーボールか。
一大イベント割礼、スカ…

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