蝶の舌に投稿された感想・評価(★3.1 - 4.0)

『蝶の舌』に投稿された感想・評価

3.9
10代の頃に観てラストがよく理解できなかったけど、大人になってからもう一度観たら悲しくて泣けた。

まだ過去と未来と現在の区別もつかないような幼い頃、僕は何も知らない子供だった。

月がぼくの高い鼻を枕に照らす夜には、天井の格子窓の影と言葉もなく見つめ合って会話をしていた。

幼少の頃からの病が落…

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スペイン内戦時の教師と生徒。生物に詳しい大好きな優しい先生と同じ共和派の父親。母親の狂信的信仰。反乱軍勝利で状況が一変する。ファシズムの幕開けと忍び寄る軍靴の足音。多感な兄弟にはトラウマに。
肝
3.5
先生は好き。
ラストの主人公の少年の気持ちが、わからなかった。

10代くらいの若い女の子を妻にするおじはグロいなって思った。大切に扱ってそうでもないし。
odyss
3.8

【スペイン内戦時代を背景にした佳作】

1930年代スペイン、共和制がフランコによりくつがえされる頃を時代背景に、引っ込み思案の幼い男の子が老教師との出会いなどをへて外界との接触を始めるさまを描いて…

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am52
3.5

無知であるが故の、美しさと残酷さ。

未知への探究心も、淡い恋心も。子供は知らぬ間に経験し、成長する。どこかでそれが、離れていくことさえ気付かぬ内に。
蝶の羽ばたきを美しいと思える心もあれば、誰かに…

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4.0

この映画はリアルタイムで映画館で観ました。今は無き関内アカデミーにて。🦋

てっきり『ニューシネマ・パラダイス』とか『ライフ・イズ・ビューティフル』みたいな可愛い子供をダシにして泣かせる反戦映画かと…

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1999年のスペイン映画で舞台は1936年のスペインはガリシア地方の片田舎
喘息持ちで臆病で人見知りのなかなか周囲に馴染めない男の子に優しく接してくれるおじいちゃん先生とのお話
物語は初めは馴染めな…

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3.9


先生との郊外学習。温かな交流。ガリシア地方のやさしい光。
モンチョは大きな目をクルクル動かし何でも吸収していく。
モンチョの両親もいい人たち。薄給の先生に素晴らしいスーツを仕立ててくれた。

生物…

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夜
4.0
授業で鑑賞。

ずっと観たかった作品だったけど、今まではなかなか観る機会を得られず。大学の授業でようやく観ることができた。


とりあえず色々と考えさせられることが多かった。 最後はボロ泣き😭

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