作中の死後の世界という現実味のない世界と、ドキュメンタリーのようなカメラワークや作中の登場人物の作り上げる物の製作過程によるリアリティにギャップを感じましたが不思議とスルリと観れました。
それにし…
設定が見る前から個人的には大好物で、見た結果、内容も雰囲気もかなり好きなものでした。
飾り気の無く一般の方がただただ人生の一番の思い出を語るシーンや、[仕事]として思い出を上映までこぎつけようとする…
観ていて心が穏やかになるというか、とても不思議な感覚がありました。
死後、今までの人生で一番楽しかった、大切な記憶を一つ選んでその記憶だけを持って成仏することになる。
この施設で働く人はこの記憶を…
死んだ人が、人生で最も幸せな思い出と共に、あちら側に行くのを手助けする施設の話。恐らく台本無しに、様々な人に思い出を懐古し、話してもらっている場面の連続。其れ等の姿が本当に、各々嬉しそうで素敵。人の…
>>続きを読む是枝裕和のファンタジー……?
と思ってたらすごく是枝裕和監督だった。
観た後のじんわり感、モキュメンタリー調、人生というテーマがあり、そこに死後世界という奇抜な雰囲気が足されていました。
イタくなら…
設定はファンタジーであるにも関わらず、映画はノンフィクションのドキュメンタリーのようで、日本より海外で評価されているのも納得でした
一番の思い出の選択を迫られて「選ばない」のか「選べない」のかという…
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