戦後80年という節目に観るのに良い作品だった。改めて戦争について深く考える機会になった。そして第二次大戦だけでなく震災や他の戦争など多くの痛ましい出来事を広い視野から描いているのも良かった。
そして…
終戦記念日にどの映画を観ようか、迷った挙句、なんとなくでこの作品を選びましたが、本当に観てよかった!
重く、悲しいエピソードに満ちているけど、同じくらい愛と希望が詰まった作品。
花火と爆弾。長岡…
でたらめなフィクションと、あべこべな現実との接続は、もはやそれが嘘か誠かなんていう線引きなぞ、なんの意味も持たないことを打ち付ける。
日本にぶち落とされた原子力爆弾と、長岡の夜空に毎年上がる花火玉…
虚構と現実、過去と未来、希望と絶望、平和と戦争、対立概念の境界を曖昧にし、より大きな人間社会の理想へと止揚してしまう。
虚構が虚構であるが故の曖昧さと普遍性に夢を託した大林監督の、未来への願いと祈り…
特別上映があると知り
この機会を逃してなるものか
東京渋谷の朝
スクランブル交差点を斜めに走り
大林ワールドへの旅に急ぐ
ギリギリに乗り込んだシアターは
息つく間もなく加速
天草から長岡、長崎と広…
このレビューはネタバレを含みます
戦争を題材にしながら
変わらぬノスタルジック。
長岡の歴史から
実際に起こった出来事から
名も無き人たちの
映画にならなかったら
消えていってしまうかもしれない
映画のような物語が語られる。
劇中で…
米国🇺🇸は、1945年3月10日東京大空襲以降、日本全土に焼夷弾集中投下の無差別爆撃が開始され、長岡市も8月1日から2日に掛けて爆撃を受け焦土化した。この作品では、焼夷弾E69集束焼夷弾が使用され、…
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