シリーズ最終作。博徒なのに、賭場のシーンがない。だが、シナリオが巧いのか、殴り込みに至るまでが、流れるように進む。長門が、妻絵を捨て、殴り込みに加わるのも心を打つ。カニに例えたお竜の生き方を、文太が…
>>続きを読むシリーズ最終作ですかい。
そう言われるとラストシーンもそんな雰囲気があり美しい。
全部を見てはないけど寂しいような。
跡目争い、それに乗じる悪党達との闘い。展開も早く色々詰め込んでどんどん派手に死…
監督が斎藤武市になったから今までの東映色とは変わってもうてドラマ部分はそないやけど、立ち回りのシーンはめちゃくちゃかっこええな笑
片岡千恵蔵さんの「お竜はん、思うようにはならんもやな」ってセリフが作…
会話シーンで、イマジナリーラインを超えたのを意識できてよかった。
やっぱり一瞬戸惑った。
加藤泰のフィクスショットを2作連続で見たせいか、カット割りが細かすぎると感じた箇所がいくつかあった。
表情…
【シリーズの締めくくりとしては】
(以下は7年前に書いたレビューです。)
DVDにて。
藤純子主演の緋牡丹博徒シリーズ第8作にして最終作。
藤純子が結婚により引退する1972年の作品。
おたか…
緋牡丹シリーズの最後にして、任侠映画の最後でもある。ただ、最後だからといって、有終の美を飾るわけでもない。最後ということは、もう、次がないわけで、緊張感も張り合いもなくなるということでもある。今作は…
>>続きを読む加藤泰を超えるものはないだろうと思って後回しにしていたシリーズ完結作だが、観てみたら面白かった。
お家騒動の末になにもかもを皆殺しにして満身創痍の藤純子と、文太の亡骸をピエタのように抱えた若山富三…