コッポラ初期の女性讃歌映画。性的不能者のジェームズ・カーンとDV男のロバート・デュバルなど、主人公の女性(シャーリー・ナイト)の周りにいる男が皆クセ者だらけという設定。
アメリカン・ニューシネマ期…
「雨の住人は嘆きの涙で自らを消滅させる」そんな哀しいポエムを披露するカーンは事故によって後天的な知的障害を患っている。しかも天涯孤独。始まって30分でニューシネマ的人生のままならなさが凝縮。軟派白バ…
>>続きを読むシャーリー・ナイトとジェームズ・カーンによる『二十日鼠と人間』か。
一般的な「ロードムービー」というのは、主人公たちの精神的回復を伴う作劇が殆どだが、この映画はそうではなく、むしろ心の傷を深めるよう…
追悼ジェームズ・カーン
フランシス・フォード・コッポラがハリウッドシステムに反抗し、あの「ゴッドファーザー」の前に監督した1969年製作のロードムービー。
若きジョージ・ルーカスが本作の撮影に帯同し…
妻になり妊娠して夫婦(家族)という囚われた関係から逃げ出したシャーリー・ナイトが、その先で出会うのがジェームズ・カーンとロバート・デュヴァル。この世にはいくらでも男が溢れているのに、岩の塊みたいな顔…
>>続きを読む都会を出て広いアメリカを見る女。60年代末ニューシネマの動きと連動したコッポラ初期の重要作であるロードムービー。ザ・シネマ町山智浩撰。
心に重く残るラストシーンはトラウマ級。止まない雨はないが、悲し…
フランシス・フォード・コッポラ監督作。アステアを主演に迎えた『フィニアンの虹』とあの『ゴッドファーザー』の間に制作された作品。
作風はバリバリのヌーヴェルヴァーグでありアメリカンニューシネマ。当時…
フランシス・フォード・コッポラ監督の初期作品。
ある女性が、自分の「妻という在り方」を考え直すために旅に出て、さまざまな出来事に遭遇するロードムービー。
主演はシャーリー・ナイトという女性だが、共演…
町山さんの解説付きで鑑賞。
純粋に面白い映画だったけど、解説があったから余計に面白かった!!
自分とは何かを探しながら、自由の意味を探しているのか、自分を納得させようとしているのか…ニューシネマら…