雨のなかの女の作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『雨のなかの女』に投稿された感想・評価

似太郎

似太郎の感想・評価

4.0

コッポラ初期の女性讃歌映画。性的不能者のジェームズ・カーンとDV男のロバート・デュバルなど、主人公の女性(シャーリー・ナイト)の周りにいる男が皆クセ者だらけという設定。

アメリカン・ニューシネマ期…

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ENDO

ENDOの感想・評価

4.2

「雨の住人は嘆きの涙で自らを消滅させる」そんな哀しいポエムを披露するカーンは事故によって後天的な知的障害を患っている。しかも天涯孤独。始まって30分でニューシネマ的人生のままならなさが凝縮。軟派白バ…

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シャーリー・ナイトとジェームズ・カーンによる『二十日鼠と人間』か。
一般的な「ロードムービー」というのは、主人公たちの精神的回復を伴う作劇が殆どだが、この映画はそうではなく、むしろ心の傷を深めるよう…

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追悼ジェームズ・カーン
フランシス・フォード・コッポラがハリウッドシステムに反抗し、あの「ゴッドファーザー」の前に監督した1969年製作のロードムービー。
若きジョージ・ルーカスが本作の撮影に帯同し…

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妻になり妊娠して夫婦(家族)という囚われた関係から逃げ出したシャーリー・ナイトが、その先で出会うのがジェームズ・カーンとロバート・デュヴァル。この世にはいくらでも男が溢れているのに、岩の塊みたいな顔…

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彼女のフラストレーションを全てマタニティブルーにしようと出来なくもなくて、彼女が妊娠というそれがなくても、これだけ情緒が豊かであることを赦す世の中であって欲しいし、それに付け入ろうとするやつは滅!

都会を出て広いアメリカを見る女。60年代末ニューシネマの動きと連動したコッポラ初期の重要作であるロードムービー。ザ・シネマ町山智浩撰。
心に重く残るラストシーンはトラウマ級。止まない雨はないが、悲し…

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はぐれ

はぐれの感想・評価

3.4

フランシス・フォード・コッポラ監督作。アステアを主演に迎えた『フィニアンの虹』とあの『ゴッドファーザー』の間に制作された作品。

作風はバリバリのヌーヴェルヴァーグでありアメリカンニューシネマ。当時…

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Jimmy

Jimmyの感想・評価

3.8

フランシス・フォード・コッポラ監督の初期作品。
ある女性が、自分の「妻という在り方」を考え直すために旅に出て、さまざまな出来事に遭遇するロードムービー。
主演はシャーリー・ナイトという女性だが、共演…

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ぱぷぽ

ぱぷぽの感想・評価

4.0

町山さんの解説付きで鑑賞。
純粋に面白い映画だったけど、解説があったから余計に面白かった!!

自分とは何かを探しながら、自由の意味を探しているのか、自分を納得させようとしているのか…ニューシネマら…

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