拳銃の報酬の作品情報・感想・評価

「拳銃の報酬」に投稿された感想・評価

lemmon

lemmonの感想・評価

4.1
面白かったあ😳


白人の年寄り、白人の中年、黒人の若者が銀行強盗を企てる。

白人の中年は、前科有りで、女に養ってもらっているヒモ野郎。虚勢を張ってはいるが、心は折れかかっている。目の前にいるやつが自分より弱い立場であれば、偉そうにするあたり、絵に描いたような白人有意主義者で胸糞悪い。恋人の胸で泣くあたり情けなくて可笑しい。

黒人の若者は、離婚した妻が白人たちとうまくやっていることに苛立ちを覚えている。自身の人生もバックグラウンドがあるからと苛立つ。が、所詮ギャンブルで負けているだけ。


じっくりとこの2人を描き、さあ、いざ強盗になると一気に緊張感が高まる。白人の中年は、ここでも滑稽で、黒人の若者を半無視。ほんと馬鹿馬鹿してくて呆れる。


最後も笑える。焼けちゃえば一緒。
表向きのストーリー以上に訴えるものが多い。


こりゃ、楽しかった😆
ropi

ropiの感想・評価

3.5

このレビューはネタバレを含みます

ロバート・ワイズ監督作品。

元警官のバーグに銀行強盗の計画を持ちかけられ、黒人歌手のジョニーと前科持ちのアールが組むことに。しかし、アールは差別発言を繰り返し、ジョニーも反発する。互いに反目しあったまま決行の時を迎える…

ジョニーに嫌悪感を露わにし、自分が自分がと先陣をきろうとするアール。結局空回りしてヘマをしてしまい、なんとも哀れ。
このどうも鼻に付く男アールを演じたロバート・ライアン。演技力が凄まじい…!
皮肉の効いたラストは秀逸。

ハリー・ベラフォンテの歌声が良すぎて巻き戻して聴いた。
ooの

ooのの感想・評価

3.0
主題への執着が映画の持つ言語活動を阻害している。それは明白にさらは強調される白人対黒人の対立構図であり、犯罪映画の香りさえ混乱させる。
ロバート・ワイズ監督による
フィルム・ノワールの傑作(´∀`*)✨
銀行強盗の話やけど
実行するまでも面白かった👏

ロバート・ライアンの演技が良かった🧐
見ててムカつくような役やけど。笑
だって3人で協力しないとあかんのに
喧嘩売りすぎやろ!!!笑

キャスト好きな人が多くて
観てて楽しかった😎

ラストは味が出てるね〜。笑
おけい

おけいの感想・評価

4.0
落ちぶれた輩が人生の再出発をかけて強盗で大金を手に入れようとする話。

この時代の映画って、似たようなストーリーが多くないですか?キューブリックの『現金に身体を張れ』も仲間を集めて強盗を企む話でした。

時代背景のせいか人種差別も色濃く描かれていて正直そのせいで成し遂げられるものも叶わなくなってしまう。皮肉なものだな〜といつも思う。

もちろん 強盗なんて悪いことのはずだから矛盾してるのだけど…。観る側としては成功してほしいと、ハラハラドキドキしながら観るわけでロバートライアン演じる白人にイラッとしてしまうのもやはり無理はない。あんたが鍵を渡していれば….そしてあのラスト。あほやんって思ったけど。面白かったです。
ハリー・ベラフォンテとロバート・ライアンが主演。ロバート・ライアンは、最近観たな?と思ったら「特攻大作戦」に出てた嫌〜な奴か。1959年ロバート・ワイズ監督作品。ワイズといえば「ウエストサイド物語」や「サウンドオブミュージック」のイメージなので、こういうノワールを撮る人とは。1959年という、公民権運動の時期だからこそなのか、主演が黒人と白人で、双方の役としても差別や半目がある設定。お互いに信用ならない同士で銀行強盗をやろうってのがもう危なっかしくてならない。成功するとは到底思えない。しかも邦題が物凄く不穏。
ロバート・ライアン扮するアールが、誘われて断ろうとした時に、バークから決定的な一言を聞いた時の顔にかかる光のほんの少しの動きがかっこいい。あと面白いものを下から煽って撮るなと。回転木馬とか、バスとか。全体通して音楽もカッコいいんだけど、オープニングがおしゃれ。

もちろんベラフォンテの歌声も聴ける。私はヴィブラフォンの音色が好きなので、ヴァイヴを演奏しながら歌をうたうベラフォンテなんて豪華なものを観られて幸せ。ベラフォンテ演じるイングラムにお金を貸しているバコの手下、ココ役にめちゃくちゃ見覚えあって、気がついた時に大声上げた。
ココ役は、リチャード・ブライト。「ゴッドファーザー」シリーズのアル・ネリ役のあの人。渋くて好きなのよ…。まだこの時はその片鱗があまりないけど…。

イングラムとアールが黒人だの白人だのと差別的な発言でお互いを貶していた結果のオチとして、ラストの警官の一言が、とても皮肉で素晴らしかった。
Jimmy09

Jimmy09の感想・評価

4.5
とってもドキドキさせられて最後まで眼が離せない面白さのロバート・ワイズ監督によるノワール映画。
この映画、邦題『拳銃の報酬』というあたりから既に面白そうであり、観てみると銀行強盗を企む男たちの話なのでハラハラする。
銀行強盗の物語に加えて、白人と黒人の対立なども描きながらクライマックスに持っていく監督の手腕は見事!

バークなる男(エド・ベグリー)が銀行強盗の計画を立てて、前科者のスレイター(ロバート・ライアン)を計画に引き込む。「5万ドルを少額紙幣で欲しくないか?」という上手い誘い方(笑)
更に、黒人ジョニー(ハリー・ベラフォンテ)も仲間にして3人組になるが、スレイターとジョニーは白人vs黒人の対立を見せる。観ているこちらは「こんなに反目し合っていて、本当に銀行強盗が成功するのか?」と思ってしまう。
そして、様々な出来事を経て、銀行強盗する時刻が迫る………といった感じで物語が進む。

シェリー・ウィンタースはスレイターの情婦役で出演。この女優、ホントによく見かける。

クライマックス&ラストが秀逸であったが、ネタバレしないで書くのが難しいので割愛。
見事なハラハラドキドキ映画であった。こういう映画は本当に楽しい!
面白い。ロバート・ライアンちとウザいが。グロリア・グレアムが脱ぐとこは笑った。隠れて偵察してるはずなのにブラインドおもくそ開けてるのは一見可笑しいけど、その間から覗ける室外という別の場面を、室内と共に1ショットに納めている。つまり1ショットの中に室内外の運動が納まってる。しかも長回し。ほほう。
s

sの感想・評価

3.4
罠で共演してた2人ですやん
見分けつかなくなるのはいいけど、
味付け薄めのノアール
ポリティカル・ノワール!冒頭の異常なまでの画面の明るさ(因みにB&Wです)付属のブックレットを読むと赤外線フィルムを使用しているらしい。ロウからの撮影も鉄道の入れ方も影の出し方もビシバシ決まる。ラストは強引な気もするが(原作にはないらしい)これがメッセージ。見分けのつかない人間であり、劇中のセリフにあったゴミという事。
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