センチュリアンの作品情報・感想・評価

「センチュリアン」に投稿された感想・評価

"現代のセンチュアン(百人隊)"

百人隊とは古代ローマにおいて治安維持に務めた兵隊のこと。彼らは市民から嫌われていたが、それでも彼らの安全の為に戦っていた。

新宿TSUTAYAでVHSをレンタル。パケからはコミカルな印象を感じるかもしれないが、中身は全くの別物。静かでヒリヒリそしてどこか無常感漂う警官映画!

若き真面目警官ロイと、自らの経験と信念から独自のルールを掲げるやり手の老刑事キルビンスキーを中心とした警官達の生のドラマを描く!物語後半にキルビンスキーが退職してから話は思わぬ方向へ転がっていく…

あらすじからするとありがちな映画に思えてしまうが、ドキュメンタリックなタッチやステイシーキーチの抑えた演技、ジョージCスコットの枯れそうでギリギリ枯れてない男感が素晴らしいっす!

このレビューはネタバレを含みます

傑作。路上に人生の大半を費やした、しがねぇ警察たちの話。これは泣く。
引退したジョージ・C・スコットが自殺する前に、ロイにかけるあの電話!!

しかしメキシコ人強盗共を逮捕した後の明け方の車の中の会話シーンでの、「俺、再婚するんだ。」のセリフは、見事に死亡フラグだったなぁ。
さば

さばの感想・評価

3.9
リアリティがあるなぁと思ったら、ロス市警の警官が在職中に出版した小説が原作だった。
危険にさらされ、家族ともすれ違い、報われない姿を観ていたらやるせない気持ちになった。
とても淡々としているけれど、冗談を言い合ってるシーンや賑やかな娼婦達を護送するシーンはちょっとほのぼのしてて良い。
キルビンスキーがロイに電話するシーンが切ないけれど好き。
t

tの感想・評価

4.0
ジョージ・C・スコットの他者への眼差しと、都市の中で浮遊しながらも帰る場所を見出していくステイシー・キーチの姿が泣ける。クインシー・ジョーンズによるライトなファンクと共に繰り広げられる、LA市警密着24時な諸ドラマも面白い。特に黒人娼婦たちを運ぶシーン。暴走する車にしがみつくキーチ。
DVD所有

犯罪多発地帯のロサンゼルス。そこで働く警官達は常に危険と隣り合わせ。しかしそんな環境に生き甲斐を見つけてしまった男たちがいたって話☆

ロス市警に配属された新人警官・ロイは、相棒のベテラン警官・キルビンスキーの、職務には忠実だが決して法には縛られない、市民目線に立った愛のある仕事ぶりに共感していた。

そんなキルビンスキーも定年を迎え、娘や孫達とのんびり隠居生活を送ろうとしていたが、おそらく警官時代の日々との違いに堪えかねたのか、精神を病み自殺をしてしまう。

ロイはロイで、職務中に強盗の銃弾を受けるもすぐに復職、そして仕事にのめり込み過ぎたために妻子に去られてしまう。

そんな折りにキルビンスキーの死を知り、自暴自棄になるも一人の女性と知り合ったことを期に、改めて仕事に対する考え方を見直し始めた矢先に、再び銃弾を受けてしまい、今回は遂に死を迎えることに・・・

なんともいたたまれない気持ちにさせる一本(* ̄ー ̄)☆
Yasu

Yasuの感想・評価

3.5
ガン社会で苦悩する警官の話ですねぇ~。リアリティが感じられた良い映画でした。
電気羊

電気羊の感想・評価

2.5
地味だけど現実に近い警官の物語。銃社会であるアメリカの警察官の殉職率は高く、夜勤も多いため家族とのすれ違いも多い。続けていくのは家族の理解が得られないと辛いね。ラストはチンピラに撃たれて無事死亡…
ジョージ・C・スコットにハズレなし。しかもフライシャーでLAPDなら間違いない。
ワイズマンの警察モノをドラマ化したらこんな感じになるのかしら。時間の流れ方の描写にグッとくるんだけど、パトロール前のミーティングでチャチャ入れるおっちゃん警官はいつも一緒だったりするのがいい
kitrustz

kitrustzの感想・評価

3.8
ロス市警制服警官の日常を過度に演出することなく淡々と描いた作品。生身の人間として描かれるそれぞれの警官達に共感し、やるせない気持ちになります。地味ながら心の深いところを揺さぶる70年代の隠れた傑作‼(´ω`)
>|