不法移民問題を扱いながら、孤独な初老男性が希望を見い出していくヒューマンドラマ。地味だけど心温まる作品でした。
妻を亡くした62歳の大学教授ウォルターは堅物(かたぶつ)なまま長いこと生きてきた。淡…
9.11以降の移民政策の転換、と言われても
全くピンと来ない日本人なので見当違いな意見なのかもしれないが、それでも国が国民に与えるものはこんな仕打ちでよいはずはない。音楽の力が人と人とを結びつける点…
9.11テロ以降、不法移民滞在者の取締り強化を背景に構成されたドラマ。妻に先立たれた大学老教授ウォルターが出張先ニューヨークの自身のアパートで不法居住しているタレク(シリア出身)&ゼイナブ(セネガル…
>>続きを読む【佳作という言葉はこの映画のためにある】
派手なところはないけど、きちんと作られた映画です。佳作という言葉はこういう映画のためにあるのでしょう。
老いて子も独立し妻にも先だたれ惰性で生きている大…
わずかでも希望を感じられる’どんでん返し’を期待したがそうはならなかった。入管法とは、、まったく、、ウォルターが「人の人生を壊すのか」と怒りをぶつける。(日本はきっともっとひどいのだろう)
ラスト、…
おかしな邦題で損する映画が多いなかで、的確かつ素敵な邦題だなと思う。人間の痛みに触れることは辛いけど、痛覚が生きる実感でもあり、閉ざしていた自分の世界をもう一度開くキッカケともなり、渋い映画だけどと…
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