君を想って海をゆくの作品情報・感想・評価

「君を想って海をゆく」に投稿された感想・評価

柊

柊の感想・評価

1.6
邦題がダサすぎる。なんでこう訳ありみたいなタイトルつけるかな?これだと恋人に会うためだけの映画に成り下がってしまう。本当はそっちがメインじゃなくて、クルド人の難民問題、夫婦の危機と向き合うと言う事の方が重要なんじゃないかしら?
それにしてもこの映画の予告編はよくできてる。全体を覆う解決の糸口が見えない状況を象徴するような曇天の映像が全てをあらわしてる。予告編だけ観ておけば良かった。

産まれる場所は誰にも決められないけど、生きる場所は自分で決められる世の中であってほしい。

差別や迫害によって生まれる団結ほど恥ずかしいものはない。
この映画を観ると、「人間はみんな平等」だなんて言葉は単なる綺麗事にしか思えなくなる。
だけど、この映画を観たら「やっぱり人間はみんな平等であるべきなんだ」と強く考えさせられる。


フランス映画ならではの淡々と進む映画だけど、私はこういうのがめちゃくちゃ好きです。
そして、原題に比べて邦題センスなさすぎ。
20171121鑑賞。舞台はフランス。移民問題が根底にあり、ヴァンサン演じる水泳コーチと、イラクのクルド移民で英国を目指す若者との心の通う物語。コーチには自身の離婚が、若者にはドーバーを挟んだ英国にいる彼女との邂逅が喫緊の課題で、それが互いに交差する。海の景色はどんよりしていて、全体的に物淋しいBGMが流れていた。ヴァンサン・ランドンは相変わらず厳しい風情の中にも優しさがある、いい役どころ。ダンケルクの海岸線が出てきた時には、思わずクリストファー・ノーランのIMAX映像と音が浮かんだ。
yasuka

yasukaの感想・評価

3.5
過去鑑賞。
海を泳いで渡ってでも彼女のもとへ、なんて。出来ないだろうなぁ。。

諦めるってことに、慣れてしまっている。いや、違うな。諦める以前に期待をしなくなったのか。
rin

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3.4
悪いのは
彼か 彼女か 歴史か 差別か 国家か


世界は平等ではないから 簡単に裏切り、傷つけ 損なう 最も大切なものを。



ただ、幸せになりたかった。
ただ、きみに会いたかった 、生きて。
esae

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3.3

Le titre d’origine « WELCOME » , c’est un mot l’anglais qui est marqué la paillasson du voisin de Simon, et c’est la langue du pays que Bilal a voulu aller pour voir sa copine, pour son rêve. Mais en réalité la France n’est pas Welcome, ni son voisin, l’Angleterre non plus. Je suis choquée par la fin de ce film et le politique sur l’immigration en France. Je ne sauvais pas que c’est même sévère et strict. Tous le monde n’est pas heureux finalement... Et Bilal était vraiment pur donc ça me fait triste plus...
のまる

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1.8
これだから、フランス映画は好きになれないなあ、、
この陰気な感じ。
泳げない子が水泳を習って、亡命しようとするという最初の設定から、亡命中の場面まで、ひたすら暗かった
アウトレイジ好きの私の担当美容師、いつも映画の話をします

美「こないだ、適当に目にとまった映画借りたんよな。タイトル覚えてないけど」
が「あらすじは?」
美「遠くの恋人に会いたい男が、そうだ海を泳いでいこう!と思ってプールでクロールの練習をする」
が「………あァまぁジャケ借りは…当たり外れありますよね」
美「けっこう深い話だったよ」
が「??????」

その話を聞いた後日に別の映画のDVDを見てたら、予告動画の中に酷似したあらすじの作品を見つけました。こ、コレか!
この映画紹介するのに、「難民問題」って言葉使わないヤツおる!?

ドーバー海峡って、一番狭いとこでも34キロあるんだって。
でも最短をキッカリ渡るはできないじゃん。寒いし流れが早いし、10時間以上休まず泳ぐんだって。たいへん。
ピンと来るほどにはわかんないので、とりあえず遠泳の記録を検索してみたんだけど、「160キロを53時間で渡りきった64歳女性」とかいう超人が出てきました。ちょっと空気を読んで欲しい。
そして映画化して欲しい

原題の意味がわかった瞬間に、あぁ~…ってなりました
「誰でもウェルカム!」って言うのは、「ただしイケメンに限る」とかそういう話ですね。
人間って、自分に都合のいい生き物だから。

「誰か一人が降りなきゃ船が沈む」ってなったときは、みんな自分から縁遠い「誰か」が降りればいいと思う。「罪人」が降りればいいと思う。
でも「誰か」や「罪人」は、名前を知れば「彼」という身近な存在になってしまう。
努力する権利すらない。居たい場所に居るだけの権利すらない。
運が悪いって罪なんですかね

私はこうやって若者に手をさしのべるおっさんに、「親」を垣間見る瞬間が好きです。

そんなわけで、私の担当美容師はどんな名作でもクソつまらなそうなあらすじにして紹介してくれる男です。
また彼の紹介映画見よう
フィリップ・リオレ監督は本作が初見。そのあと『灯台守の恋』を観て、こちらの印象が随分変わった。

純愛と社会問題と再生とが並行して流れるこの作品に、これまで鑑賞眼の焦点があわなかったのだけれど、『灯台』の光が少年の影を浮かび上がらせてくれた。

失われるべき幻影はふと現れ、静かに去ってゆく。

このことを、そっと映像にとどめたいだけなのではないだろうか。その幻影は、『灯台』では”時代”だった。こちらは”無垢”。

テーマそのものを描くのではなく、そのテーマが喪失されていくときに発する”残照”のようなものに何かを見出しているような気がする。

この監督にとっての"存在"とは、去っていくことである。"喪失"とは、やってくることである。WELCOME。
romio

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3.7
フィリップリオレ作品、2作目。
初めて見たパリ空港の人々で、なんか平凡だし特に見どころねぇ映画だななんて思っていたが、今回見て、すごく反省した。
俺の見る目がなかっただけであった。
全然普通じゃない!

邦題は君を想って海をいく。だっせー題名だなと思っていたが、
原題はWELCOME。
話としても、フランスの難民に焦点が当てられた話。
フランスとイギリスを隔てるドーバー海峡。
何と言っても、その曇天の空、そして真っ黒な海の映像が良かった。
この映画の奇妙なところは、
話自体は特段面白くなく普通に進むのみ。ここのここが良かった!とかこいつ魅力的!とかそういうこともない。
また、監督からの、今回の場合だと難民が一つのテーマだが、それに対しての意見というものはっきりとあるわけではない。
しかし、見た後に何か心に残っている感情がある。
それがどんな気持ちなのかは自分にも分からないが。
俺が思うに、この作品では、何か特定の人ではなく、人というものに焦点が当てられてるのではないかと感じた。
どう考え、どう行動するのか?そもそも人とは?人ってなんだよ?
ということが具体的にもそうでなくとも言及されることなく、ただただ普通の話がそこにあるだけなのだが。
登場人物を追いすぎない、話を追いすぎない、そこが全体の面白さに繋がっている。

WELCOME
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