ロンゲスト・ヤードの作品情報・感想・評価

「ロンゲスト・ヤード」に投稿された感想・評価

カヨ

カヨの感想・評価

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最後のシーンが最高。変わる必要があるのは囚人ではなく、看守の方なんだ。
オープニングとラストが最高でずるい!
スラダンはこのラストに影響受けてそう。

バート・レイノルズが燃やされる奴に語った父にまつわる物語を思えば、取引を袖にする過程は型にはまりすぎててちょっと納得いかなかったかな。
ハドルの中から見える抜けるような青空。マルチスクリーンの妙。スピード感溢れる試合に、スパッと終わる物語。
看守チームと囚人チームのフットボールの試合をあまり重く暗くならずに描いおり見やすかったです。フットボールの知識を持ってるとさらに楽しめると思います。
meg

megの感想・評価

3.0
『インビクタス/負けざる者たち』を彷彿とさせる。内容はよりシンプル。敵役が終始一貫していたので、非常に痛快だった。ただ試合のシーンは字幕が少なく、どのような実況がされているのか、何と声をかけあっているのかが分からず、雰囲気で形勢を把握するしかない。より試合シーンを楽しみたい方は、予めアメフトのルールを軽く頭に入れておいた方が良いかも。日本ではあまり聞きませんが、海外では人種差別とは未だに大きな問題なのだと考えさせられた。あとアメリカの刑務所は何処もあんなに怖いのだろうか。
Katongyou

Katongyouの感想・評価

4.1
アメフトのルールが分からなくても滅茶苦茶面白かったです。最高〜。
舞台はアメリカ・テキサスの刑務所、主人公ポール(=バート・レイノルズ)はそこに入ってきた新人受刑者、元アメフトの名クォーターバック。メンバーを集め囚人チームをつくって練習開始、目的は日頃ひどい目に遭わされている看守達のチームをギャフンといわせること。
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憎たらしい相手をギャフンと言わせたい。誰でも持つ密かな願望を叶えてくれて溜飲が下がるのが映画の魅力でもある。格闘技のように激しく個々がぶつかり合うスポーツ競技では、ちょっとした暴力も試合の中では隠れてしまいやすいし、そこがご愛敬というノリのコメディタッチでゲームが始まるも、試合の流れには大きな起伏があって、嫌な感じの刑務所長の脅しに屈しそうになるポール。しかし第4クォータで、彼は迷いを吹っ切り、正々堂々と痛快なラストに…。スポーツもの特有の試合後の高揚感が心地よい。
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だが見る時期が悪かった。日大アメフト部の悪質なタックル映像がニュースで何度も放送されて、日本中を騒がせている真っ最中だ。ズルい反則行為は、スポーツマン・シップにもとる。こんなんで面白かったと満足しているようでは、人としてどうなの?と、ちょっと微妙な雰囲気で見終わった私。(映画にも、あんなに危険なタックルはなかったです)
今話題沸騰のアメフトが題材。
と言っても刑務所の中。

レイノルズ率いる囚人チームVS看守チーム。卑劣な刑務所長、鬼看守、試合に至るまでのエピソード、試合中のレイノルズの葛藤、それを踏まえつつのラストとそのの後ろ姿に見る爽快感。
血が沸騰する作品を撮らせたら待ってましたのアルドリッチ印、流石ですわ。男なら観ろ。
ついでに日大の卑怯な監督、コーチは計画殺人未遂として刑務所でアメフトやってろ。
 他のアメフト映画とこの映画が決定的に違うのは「刑務所内での試合」という点だろう。普通のアメフトの試合は相手チームとは(予算の差はあるとしても)あくまで平等だ。だがこの映画のチームは囚人。しかも相手は看守たちだ。この圧倒的な立場の差をどう乗り越えていくかもこの映画の見所だ。
 筋立てそのものはよくあるスポ根ものだ。主人公が見知らぬ土地(刑務所)へ来て、初めは仲間はずれにされる。だが次第に友情が芽生えて、最大の敵(所長)へと立ち向かう。囚人たちも個性豊かなメンツがそろっている。その割には一部の人間にしかスポットが当たっていないのが残念だが。少しずつチームとして成長していく過程が、ややだらだらしているものの丁寧に描かれている。そのおかげでスポーツ映画にありがちな「早すぎるテンポ」を回避している。
 実際に行われるゲームはたった一回のみ。しかも試合もあくまで練習試合。別に世界大会の決勝戦でもなんでもないのだ。だがこの試合に勝つことはそれ以上の意味がある。権力に抵抗し、それを乗り越える。そこに意味があるのだ。アメフトを通して、真の勝利を「ロンゲスト・ヤード」は教えてくれる。
(12年1月29日 BS 4点)

このレビューはネタバレを含みます

○当時のセックスシンボルだったバート・レイノルズと巨匠ロバート・アルドリッチが組んだ刑務所スポ根モノ。

○所長との取引に応じたり、便利屋が亡くなったりとやや脚本にチープさを感じるが、それを凌駕する男臭いやり取りが見もの。

○ラスト7秒といって、スローモーション使いながらも結構時間経ってるのはご愛嬌。
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