わが命つきるともに投稿された感想・評価 - 3ページ目

『わが命つきるとも』に投稿された感想・評価

フレッド・ジンネマン監督の「わが命つきるとも」は、1966年度のアカデミー賞で主要6部門を受賞した作品で、ロバート・ボルトの舞台劇を完璧な映像美で映画化した名作だ。

「ユートピア」の作者としても有…

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ayane

ayaneの感想・評価

3.4

1966年アカデミー賞作品賞受賞。

「今の奥さんと離婚して愛人と結婚したい!」と我儘ぶちかますヘンリー8世に、「何考えてんねんあかんに決まってるやろ!」と正論で立ち向かった「ユートピア」のトマスモ…

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「祈りで国が治められるか?」

信教や歴史を題材にしたレビューが多いようですが、私は行政の在り方こそこの映画が考えさせたいことなのではないか、と感じました。

正邪の判断の基準を、最大多数の最大幸福…

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 16世紀初頭、権力と陰謀に高潔な信念をもって抗したトマス・モアの生涯。

 信念を貫くということは本当に難しい。命に関わるとしたら絶対長いものに巻かれると思う。
キリスト教信者ではないので、トマスめっちゃ頑固だなあ〜と思ってしまった😫
私だったら文句言いながら上辺だけ承認しちゃうかも、、

リッチが権力大好きな嫌なやつすぎてイラッとする〜😠

ロバート・ボルトが書いた戯曲を映画化した本作は、まるでシェイクスピア悲劇を観ているかのような格調の高さを感じる。監督フレッド・ジンネマンが大好きな“信念をつらぬく男”トマス・モアを演じたポール・スコ…

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Yuria

Yuriaの感想・評価

3.5

このレビューはネタバレを含みます

「生き得ぬ世なら 生きようとは思わん」
と話すトーマス・モアが切なくも、筋を通す姿がかっこよかったです。
娘が話すように口先だけ合わせて、心は違っていてもいいじゃないかと思ってしまいますが、そうする…

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高潔なトーマスと陰湿なクロムウェルの対決が面白い。クロムウェルが執ように繰り出す邪悪な策略。それに対して、神への愛と信仰を土台にしつつ、鮮やかな法解釈でクロムウェルを見事に打ちのめしてしまうトーマス…

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