2021年 鑑賞 21-72-3
第1回本屋大賞を受賞した、小川洋子先生の小説が原作。「雨あがる」等の小泉堯史監督・脚本作品。
家政婦紹介組合から「私」(深津絵里さん)が派遣された先は、80分しか…
事故によって80分しか記憶が持たない数学者と、そこに身の回りを世話する家政婦との交流を描いていく。
何事も数に当て込んでそこから驚きを生み出していく教授。
それに関心しつつも、どこか踏み込めない関…
「君の靴のサイズはいくつかね?」
「24です」
「ほう、実に潔い数字だ。4の階乗だ」
「永遠の真実は目に見えない。心で見るんだ」
家政婦として働くシングル・マザーの杏子が、今度お世話をすることに…
義理の姉(浅丘ルリ子)は、どうせ記憶は80分しかもたないのだから新しい思い出を作っても意味がないと思っている。
家政婦(深津絵里)は、たとえ記憶が消え去るとしても思い出になるような毎日を過ごすべきだ…
以下は原作厨の感想である。
原作を読んだことがあるのでこんな話の落ち着きだったか、と不安になった。
上映時間の問題でもあって、ヒュッと終わったのかと思った。
もっともっと変人で、もっともっと人間…
(C)「博士の愛した数式」製作委員会