原作を読んでいるので、映画の冒頭「なぜ僕が√と呼ばれるようになったか説明しよう」という出だしが良かった。子供の頃の回顧録的表現がすごく分かりやすくて、原作より映画の方が良かったと思える作品はこれが初…
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前半部(7:54付近)、先生(19年後のルート)が語りの中で「博士号」を「ハクシゴウ」ではなく、敢えて「ハカセゴウ」と読むのはどんな意図があるのだろう。
シジュウカラの鳴き声が目立つのは、本当にそ…
以前何度も見たことがありますが、そのときは特に何にも感じませんでした。
やっぱり歳を重ねて分かることって多分にあるね。
普段は飄々として見える博士がふと我にかえって、「わたしは…何の役にも…(立た…
事故によって80分しか記憶が持たない数学者と、そこに身の回りを世話する家政婦との交流を描いていく。
何事も数に当て込んでそこから驚きを生み出していく教授。
それに関心しつつも、どこか踏み込めない関…
「君の靴のサイズはいくつかね?」
「24です」
「ほう、実に潔い数字だ。4の階乗だ」
「永遠の真実は目に見えない。心で見るんだ」
家政婦として働くシングル・マザーの杏子が、今度お世話をすることに…
(C)「博士の愛した数式」製作委員会