博士の愛した数式に投稿された感想・評価(★3.1 - 4.0)

『博士の愛した数式』に投稿された感想・評価

3.4
時折覗かせる浅丘ルリ子扮する義姉との不義関係が只管に穏やかな杏子、ルート、博士の日常だけではないビターさを作品に与えていた
4.0

このレビューはネタバレを含みます

前半部(7:54付近)、先生(19年後のルート)が語りの中で「博士号」を「ハクシゴウ」ではなく、敢えて「ハカセゴウ」と読むのはどんな意図があるのだろう。

シジュウカラの鳴き声が目立つのは、本当にそ…

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4.0

以前何度も見たことがありますが、そのときは特に何にも感じませんでした。
やっぱり歳を重ねて分かることって多分にあるね。

普段は飄々として見える博士がふと我にかえって、「わたしは…何の役にも…(立た…

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4.0
数学の美しさに感動した。
数学好きな方だけど、もっと好きになった。

事故によって80分しか記憶が持たない数学者と、そこに身の回りを世話する家政婦との交流を描いていく。

何事も数に当て込んでそこから驚きを生み出していく教授。
それに関心しつつも、どこか踏み込めない関…

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4.0

「君の靴のサイズはいくつかね?」
「24です」
「ほう、実に潔い数字だ。4の階乗だ」

「永遠の真実は目に見えない。心で見るんだ」

家政婦として働くシングル・マザーの杏子が、今度お世話をすることに…

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小学生の時に授業中に見て、感動したの覚えてる。

でもその後に原作を読んで、纏う空気感が全然違ったのも覚えてる。

詳細忘れたのでまた二つとも見てみよう。
HIRO
3.5
原作は第1回本屋大賞受賞作品
20年近く前の作品で
映像も少し古い感じだけど
若い頃の吉岡秀隆が見れて嬉しかった

義理の姉(浅丘ルリ子)は、どうせ記憶は80分しかもたないのだから新しい思い出を作っても意味がないと思っている。
家政婦(深津絵里)は、たとえ記憶が消え去るとしても思い出になるような毎日を過ごすべきだ…

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3.3

円周率、虚数、ネイピア数…。博士は割り切れないものや心の中にしか存在しないものを探究する。そんなことが何の役に立つのかわからないが、数を人間に置き換えれば、私たちは日々そういったことと向き合って生き…

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