心の旅路の作品情報・感想・評価

「心の旅路」に投稿された感想・評価

ゆこ

ゆこの感想・評価

3.3
オチも読めるありきたりな展開だったけど、最後のエンディングまでの道のりでじんわりきた
古いモノクロ映画って、それだけで理屈じゃ語れない良さがある

「過去に囚われた人」「レイニアー卿の夫人でいるのは疲れるのよ」みたいな二重の意味を含む言葉たちが面白い
なんで皆スミス(チャールズ)に無条件で一目惚れするのかは謎 ご都合主義やな
miyuneko

miyunekoの感想・評価

5.0
昔々の古い映画ですが、ロマンティックで、悲しくて、とてもやさしい作品です。もともと、文芸作品で本を読んで感動し、必然的に映画化されているのが分かり、鑑賞しました。手元に置きたいので、DVDを買ってしまいました。なんといってもラストシーンがたまりません。最高の映画です。
HAYfilm

HAYfilmの感想・評価

3.8
寄り添い 相手に合わせ 決して急かさないポーラ。こんなに素敵な女性います?
昔、よくあった記憶喪失の話。ついつい観てる方は、記憶がよみがえらないことを、女主人公と一緒に、感情移入してしまう。でも、本当にえらいのは、結婚をあきらめたいとこの彼女であろう。
ずっと見たかった作品。
なぜかと言うと、大の映画好きとしても知られる田中角栄が生涯で最も愛した映画とされているからだ。
自分は田中角栄のもつカリスマ性や政治的手腕、ビジネスにおける才能、努力を怠らない姿勢や人への接し方、振る舞い方にとても尊敬の念を覚えている。その田中角栄も、忙しい時間の合間を縫って、映画をよく見ていた。彼がこの作品を好むのは、きっと彼の波乱に満ちた人生が影響してるのかもしれない。
田中角栄の話ばかりで、今作の話から逸れてしまったが、記憶をなくした男の波乱万丈な人生という感じである。
ラストシーンにすべてが収束し、感動した。
カメラ、スマホ、携帯等が普及した現在では、きっとなりたたない話であろう。
昔は、止めるものがない分、人々は心の中にたくさんの思い出を留めていた。

しかし、現在では何回も写真を見返したり、動画を繰り返して見られる時代になった。

記憶が戻る過程に一切、写真や過去のものを見ていない。

本人の記憶だけなのだ。

携帯で撮影をすることも大切だが、それ以上に心に留めておくことの大切さを感じた
たくみ

たくみの感想・評価

4.4

このレビューはネタバレを含みます

1942.12 公開。マーヴィン・ルロイ監督。
原作は1941年ジェームズ・ヒルトンの同名小説。
黒人の描写は無し。


感動した。記憶が戻りそうで戻らないことにお互いもどかしさを感じているシーンがあるが心理描写を強調しすぎないことで客観的に見ることができた。

物語は第一次大戦の時期の話で、第二次大戦同様ドイツを敵国とする描写があり、プロパガンダの意図を感じる。

弱い立場の男性を女性が引っ張っていく構造はこの時期の作品にしては珍しく感じた。

グリア・ガースンは顔自体はそれほど好きじゃないけど演じてる役も含めて暖かさを感じてすごく良い。
田中角栄が最も好きだった映画と聞いたことがある。

だから「記憶にございません」って台詞が生まれたのかな、もっともあれは小佐野賢治の言葉だったけれども。

「心の旅路」は第一次大戦中に記憶を失ってしまった兵士と彼を愛する女性の数奇な運命を描いた傑作メロドラマ。

監督は「哀愁」というこれまたメロドラマの名作を手掛けたマーヴィン・ルロイ。出演はロナルド・コールマンとグリア・ガースン。

戦争のショックで記憶を失ったコールマンは精神病院に入院させられていたが、ある霧の深い夜に施設を抜け出す。

折しも大戦が終結して祝賀モードの町にたどり着いた彼は、のちに運命の女性となる一座の女歌手ガースンと出会う。

記憶もなく言葉すら不自由なコールマンを不憫に思ったガースンは一座を抜け出し、彼と一緒に暮らすことを決める。

記憶は全然戻らないままだったが、彼女の献身的な愛によって、読み書きもできるようになったコールマンは彼女と結婚し、やがて子どもも授かる。

これから幸せな家庭を気づこうとした矢先、コールマンは外出先で交通事故に巻き込まれて頭を強打する。

そのショックで戦争前の記憶を取り戻した彼だったが、記憶喪失後の記憶……つまりガースンとの記憶を全て失ってしまう。

何故自分はここにいるのだろうと思いながらも、コールマンは生まれ故郷に戻ってしまう。

残されたガースンと愛児の運命はどうなってしまうのか、そして彼は再び彼女との思い出を取り戻すことができるのか。

まさに数奇な物語。実はここまでの粗筋はまだ中盤にあたり、この後コールマンが記憶をなかなか取り戻してくれないから(苦笑)、最後まで引き込まれて観てしまった。

サイレント時代からの大スターであるコールマンと、本作の翌年に「ミニヴァー夫人」でアカデミー主演女優賞を獲ったガースンの気品ある演技が素晴らしい。

あとこの時代のMGM作品って本当にセットが豪華。よくもここまでスタジオ内に田園風景を作ったものだと驚くばかり。

ちなみに自分の手元にあるDVDでは、「豆スープのような霧だ」という台詞が「ひどい霧だ」に訳されていたが、やっぱりここは大事なシーンなので印象的な「豆スープ~」にして欲しかったと思う。

■映画 DATA==========================
監督:マーヴィン・ルロイ
脚本:クローディン・ウェスト/ジョージ・フローシェル/アーサー・ウィンペリス
製作:シドニー・フランクリン
音楽:ハーバート・ストサート
撮影:ジョセフ・ルッテンバーグ
公開:1942年12月17日(米)/1947年7月8日(日)
PalmaRosa

PalmaRosaの感想・評価

4.0
過去鑑賞済だったけどマークしてなかった。
「かくも長き不在」観たあと、この映画のこと思い出してまた観たくなって。
やっぱりいい映画だわ。美しいラストシーンが忘れられない。
felicity

felicityの感想・評価

4.5
久しぶりに見たけどやっぱりものすごく好き!

第一次世界大戦で記憶を失った男が愛する女性に出会って幸せに暮らしていたけど、事故を機にもとの記憶を思い出して結婚生活のことは忘れてしまう…っていう超メロドラマ。

ツッコミどころもあるし(突然の歌とダンスとか)セット感も満載だけど、主役の二人が最高だしラストはわかってても泣くしかないよね。基本良い人しか出てこないところも優しい映画。スミシー!
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