1976年の中島貞夫監督作品。
日本にもこんな狂ったカーチェイス映画があったとは・・・。話はあってないようなものだけど、渡瀬恒彦が疾走するバイクから立ち上がってバスの窓に乗り込んだり、バスを運転して…
当時の若者の鬱屈した暴力性…みたいのを想像しつつ観たら全然違ったけど狂ってて楽しかった 突然歩道橋からアッテストゥパンする警官(劇中で一番痛そう)も、ラストの入水する気なのかやる気に満ち溢れてるのか…
>>続きを読むバスジャック事件を中心にした群像劇。
結果的にたまたま群像劇になってるだけで、実態はシナリオの寄せ集め、アイデアのごった煮。ただそれが熱の塊になって高速で回転してるかのよう。
当時がピークといっても…
最高にヤバい映画。今じゃ絶対撮れない。みんなめちゃくちゃだし車は次々クラッシュする。渡瀬恒彦が暴走し始めてから一気にカオスになって犯人と乗客に謎の連帯感が生まれてくるのが面白い。室田、川谷の死に様も…
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