荘重なラフマニノフの協奏曲が奏でる悲しい不倫の恋の物語。デビッド・リーンと言えば大作をイメージし易いけれど、このお話のように地に足着いた市井の人々への眼差しが根本にある監督なのだと思う。個人的にはリ…
>>続きを読む
いつか過ぎるわ
この苦しみも切なさも
耐えなくては
幸せも絶望も永久には続かない
人生だってそう
忘れ去る時が来るはず
愚かだったと思える時がきっと…
いいえ、それは嫌だわ
全てを覚えていたい
一…
とても不倫の映画とは思えない、繊細で人間の感情の機微がしっかり伝わるデヴィッド・リーンならではの職人芸が発揮された名編となっている。
墨絵のようなモノクロの透き通った画面がヨーロピアン的風情があり…
434作品目で1番の作品になる。恐らく。
涙するシーン続出。
さいごの別れた後の夫の帰ってきたねのシーンは号泣。
かけ離れた、ラブ映画では無くて、本当一般人の、恋愛で、
セリア・ジョンソンのアップの…
こんな上品な映画初めて観たかもw
確かにデヴィッド・リーンはいつも上品だったなと思い出したけど、いつも個人のドラマの背景に砂漠があったり、橋が爆発してたり、革命が起きてたり、スペクタクル的な娯楽性…
「列車の登場する映画」
-
鉄道駅のホームからはじまる『逢びき』の冒頭。
ちょうど、リュミエール兄弟が上映した『ラ・シオタ駅への列車の到着』と似たような構図になっている。
『ラ・シオタ駅〜』と異な…