ここでは、本作で特に気になったオープニング・クレジットとパプキンのTVショーについて感じたことを書き記す。
まず、本作のオープニングクレジットは、ジェリーのハイヤーに乗り込んだマーシャが、外に出よ…
感じるのは、あー、こういう人いたな。っていう少し懐かしい気持ちと、自分もこういう人を避けたことあるなっていう少しの罪悪感。主人公のように社会の中で相手にされないような人は、孤独の中で殻に閉じこもって…
>>続きを読む多かれ少なかれ、誰しもが主人公パプキンの部分を持っているのではないか。
パプキンは国民的スター司会者ジェリーと強引に近づき、一方的に自分のことだけ話し、その場しのぎのジェリーの対応を自分の都合の良…
スコセッシ監督に詳しいわけじゃないので、ただ思ったことを。
ボグダノヴィッチの交友録って本だったかな。ジェリー・ルイスは最後「ここまで来てルパートは何故ジェリーを殺さないの?殺すでしょ」って言って脚…
コメディアンとしてスターになることを夢見るルパート・パプキンが、妄想と現実の境も曖昧になる中で、やがてある事件を起こす姿を描いた作品
パプキンはその肥大化した自尊心や承認欲求、病的な妄想癖の気味悪…
めちゃくちゃハッピーエンドやん。誰も死なないでパプキンは捕まったけど本が売れて映画化、本人も芸能界に戻ってきた。いつ殺戮が始まるのかと思ってたのにずっとパプキンはポジティブですごい。妄想と現実の区別…
>>続きを読むパプキンの笑いに対する狂気的な愛
自分を過信しすぎて行動し周りに迷惑をかける幼稚なウザさ
酷い妄想癖で現実が見えてない滑稽っぷり
母親に怒られてるシーンとかは惨めで見てられないくらい哀れなのに目が離…
今更鑑賞&胸に刺さったシリーズ。
その一夜だけに懸ける想いと行動に心打たれた。常に不安定な感じや会話のズレみたいな不気味さはありながら、どんなことでも笑い飛ばしてきたという主人公があの舞台上で笑い混…