めっちゃ面白かったです。マーティン・スコセッシ好きとか言いつつ本作未視聴のニワカだったので観られてよかったです。人にオススメしたくなる名作だと思いました。
■よかったところ
・ロバート・デ・ニーロ…
ここでは、本作で特に気になったオープニング・クレジットとパプキンのTVショーについて感じたことを書き記す。
まず、本作のオープニングクレジットは、ジェリーのハイヤーに乗り込んだマーシャが、外に出よ…
コメディアンを目指すパプキンは、人気番組をもつ大物コメディアン、ジェリーに執着し、彼に認められて番組に出ることを夢見ていた。ある日、ジェリーと直接話すことに成功するが...というストーリーのクライム…
>>続きを読む感じるのは、あー、こういう人いたな。っていう少し懐かしい気持ちと、自分もこういう人を避けたことあるなっていう少しの罪悪感。主人公のように社会の中で相手にされないような人は、孤独の中で殻に閉じこもって…
>>続きを読む恐ろしいぐらいの執念を持ちこれでもかというぐらい勘違いでKYなパプキンに身震いした。 テレビのトークショーに出るためにここまでする男がいるとは。。 キャシーの言う通りどこかの舞台からスタートすりゃい…
>>続きを読む多かれ少なかれ、誰しもが主人公パプキンの部分を持っているのではないか。
パプキンは国民的スター司会者ジェリーと強引に近づき、一方的に自分のことだけ話し、その場しのぎのジェリーの対応を自分の都合の良…
境界線
コメディアンとして高みを目指すがゆえ、自分なりの方法で人気者に近づいていく男の有様を描く。
理想と現実を行き来する彼と、その世界に踏み入った女。
最強ポジティブであるゆえに、薄気味悪さが…
パプキン役デニーロの怪演が凄すぎる。表情や仕草や話し方など全てにおいて、完璧に「そういう人」を演じきっていてまさにプロの仕事。
同時に人気コメディアンを演じたジェリー・ルイスも素晴らしく、成功してい…