現金に手を出すなに投稿された感想・評価 - 41ページ目

『現金に手を出すな』に投稿された感想・評価

大金を手にした引退間近のおじさんギャングとそれを狙う若いギャングの闘争の話。

全体的にすごくダンディ。
マックスに漂う大人の男の雰囲気。情に厚く、頼れる男。

途中途中に流れるハーモニカがより一層…

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ベッケルの疲れたキャベツとハーモニカのしらべ


 2009年10月29日 18時54分



1954年作、脚本(原作者と他一名)監督ジャックベッケル。

ヨーロッパ映画のフィルムノワールといわれ…

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masayaan

masayaanの感想・評価

4.0

ベッケル2作目の鑑賞。引退を夢見る中年のギャングが、最後の大仕事で盗んだ純金と、誘拐された相棒のどちらを取るか、というスジなのだが、女をあしらいながら淡々と物事を処理していく男の姿がひたすら渋い。見…

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 ヒッチコック的通底性(最初の踊り子たちのシーンのセット、窓の通底装置としての機能ぶりが特に凄い)、ドン・シーゲル的経済性、ブレッソン的音響性、ホークス的動作性を持ちつつベッケルの映画はベッケルでし…

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エディ

エディの感想・評価

4.0

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男の友情や義理を描いたギャング映画。フランス映画だけあって、ハリウッドのギャング映画とは全く違う質感と気品を感じる。モノクロだがとても美しい映像だ。
初老のギャングのマックスが引退前の大仕事で得た金…

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filmout

filmoutの感想・評価

3.3

ジャン・ギャバン主演、フレンチノワールの古典。
ジャック・ベッケルと言えば『穴』がもう格段に面白いんだけど、これもなかなかだった。
戦後アメリカのフィルム・ノワール隆盛期と同時期だが、こちらはアメリ…

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Yohei

Yoheiの感想・評価

4.8

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イタリア・フランス合作のギャング映画の古典らしい。
ギャング映画といっても、銃声がとどろくシーンは少なく、老いを迎えたギャングの悲哀も描き出す。
snkmc

snkmcの感想・評価

4.2
499カット。何気なく車の鍵を窓から投げてパスするショットや、追っ手から逃れる手際のスマートさに痺れる。これぞ「夜の映画」。
BABBI

BABBIの感想・評価

3.2

香港ノワールやゴッドファーザーを観たあとに
これを観ると銃撃戦が物足りない。

しかし、この映画は銃撃戦ではなく
あくまで心理描写なのでしょう。


フランスマフィアってほかの国より物憂げ。
ナント…

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クールな映画。
ギャングとして生きる男の美学。
とても面白かった。

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