去年の年末からこの1年でどういうわけか🐖を屠るシーンのある映画に三本当たってしまった(「豚」「DAU退行」、本作)。ロシアには“animal rights”に相当する言葉が無いのかもしれん。
前作…
人は誰も死ぬ時はひとり
だからひとりで生きるだけ
好きな子はいるけれど
ここに留まる理由にはならず
どこかで誰かと肌を重ねれば
今はそれだけでよさそうな
クズな大人しかいないから
僕もクズにな…
凄まじかった。生きることさえシビアな世界。ワレルカの「人間に生まれたことがハズレ」という言葉には頷かざる得ない(とはいえこの映画に出た動物たちの方が気の毒)
雪と泥の中で演じた役者さんたち、特に尻…
他の2作と共にシネマリンで観たのですが、不覚にも残り20分で寝落ち。
再度、下高井戸シネマで再鑑賞。やはり残り20分に見どころが詰まってました。基本的には動くな、死ね、蘇れ!と同じ展開ですが、こちら…
15歳になったワレルカは無邪気さがなくなった分、その行動の胸糞具合が前作『動くな、死ね、甦れ!』より増していた。故郷を出て、行く先々でも居場所を失くしては流れ流れてその日を生きていく。
前作以上に泥…