凄まじかった。生きることさえシビアな世界。ワレルカの「人間に生まれたことがハズレ」という言葉には頷かざる得ない(とはいえこの映画に出た動物たちの方が気の毒)
雪と泥の中で演じた役者さんたち、特に尻…
他の2作と共にシネマリンで観たのですが、不覚にも残り20分で寝落ち。
再度、下高井戸シネマで再鑑賞。やはり残り20分に見どころが詰まってました。基本的には動くな、死ね、蘇れ!と同じ展開ですが、こちら…
15歳になったワレルカは無邪気さがなくなった分、その行動の胸糞具合が前作『動くな、死ね、甦れ!』より増していた。故郷を出て、行く先々でも居場所を失くしては流れ流れてその日を生きていく。
前作以上に泥…
凄まじい演出力を感じる。一つ一つのカットにかかっている労力が尋常じゃなく、人間の動かし方から霧の動き方、天候まで全てがピッタリハマっている。一体どうやって撮ったのだろうか……まるで分からない。のらり…
>>続きを読む「心を充分に使っていないから、心を失うのよ」
見渡す限り広がる白銀と白煙の世界。
吹きすさぶは骨身に染みる北風潮風。
縮み上がる金玉に、胸を焦がす守護天使。
はらわたを握り締めてぶんまわせば、聞こえ…