希望の樹の作品情報・感想・評価

希望の樹1976年製作の映画)

Natvris khe

上映日:2018年08月04日

製作国:

上映時間:107分

4.0

あらすじ

『希望の樹』に投稿された感想・評価

グルジア映画祈り3部作として、東欧オタクには馴染み深い映画。テンギズ・アブラゼ監督万歳です。
神保町の岩波ホールで何回も観ました。時々ジョージア映画のイベントがある時も必ず上映されます。少女の恋、村…

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「懺悔」が傑作だったので今回のジョージア映画祭で祈り三部作の残りを観られることを楽しみにしていた。いつもジョージア映画祭(テンキズ・アブラゼ作品の上映)は過ぎてから気づいて後悔していたので、今年は1…

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4.0
このレビューはネタバレを含みます

祈りから続けて。

もうタイトル、サムネイル、チラシ詐欺。
カラーになるまでジョージアには色々あったんだろうなぁ、というのがそこかしこに散りばめられているんだけれど、やっぱりカラーだし、若者だし、な…

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UE
3.1
冒頭カラフルだったのに、それからずっとベージュみたいな画面が続いてた記憶しかない。寝た
mare
3.5

祈り三部作の2作目にして前作とは打って変わってコメディ調の群像劇らしきものが始まり驚く。クストリッツァ映画のような狂騒さ、自由すぎる人々の無軌道な振る舞いを捉えながら、この映画にしても最終的に行き着…

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まともな人は狂人扱いされている。
革命前の因習根深い村の悲劇を描きつつも、どこか牧歌的な営みへの愛も感じられて、切ない。
一
-
足が弱くなり立ち上がれなくなった白馬の喪失から

新たな習わしが繰り返す
人間の欲から来る間違いはいつの時代も一緒
leyla
4.4

『祈り』の後に続けて観たので、色彩の鮮やかさに目を奪われました。どこかコミカルな寓話のように進むけれど、最後に若い男女の悲劇が待っている。『祈り』と根本にあるものは同じかと。

村に暮らすさまざまな…

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reina
4.1

「棘を恐れては、バラは摘めぬ。」

革命には血が流れる。流される。

「美しさはどこから来るのだろう。」

一面に広がるポピー畑と白馬。



古い因習の残る閉鎖的な社会でも強く発言する女性が出て来…

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人が生きる上で頼り切ってしまっている構造をここまではっきり可視のものとして見せて貰える映画も中々無いのでは。
物凄い傑作。

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