「戦火のナージャ 完」と言われましても……と思ってしまった。これは色々背景を調べながら見ないとわからないね。シーンそれぞれでは、雪国ドイツ戦車祭りが好きだけども、エリート揃えたらええってもんじゃない…
>>続きを読む前作から15年。
最初から三部作にするつもりは無かったでしょ。
前作同様から成人した実の娘を起用して今回は大戦争映画です。
特に雪原のドイツとの戦車戦は凄い。個人的には『プライベート•ライアン』並の…
【映画を見る愉悦】
映画を見る愉悦、それをミハルコフ監督ほど味わわせてくれる人はそうそういません。
この映画も、スターリニズムや独ソの悲惨な戦争を扱いながら、しかし決して世の中の残酷さや不条理さ…
戦争中の様子がすごいリアルだった。
1943年5月モスクワのスターリン邸宅。アーセンティエフ大佐は最高総司令官スターリンに呼び出されコトフ師団長について聞かれた。コトフは管轄地域の軍事的混乱の罪で1…
『グリーンブック』と同じ類のいやらしい映画。権力者に阿ることしか考えていない点取虫映画。『グリーンブック』と何が違うかというと権力者の種類だけが違う。あっちはアカデミー会員という権力者に対する媚びに…
>>続きを読むピアノ
KGB幹部のドミートリ大佐は、モスクワのスターリン私邸に呼び出され、処刑されたはずの元英雄コトフを捜索するよう命じられる
ドミートリは複雑な思いにかられながらも、コトフの消息をたどるが………
一般市民虐殺のグロいシーンを見て、ロシア軍に惨殺されたクロアチアの多くの人達を容易に想像し悲しくなってしまった。
いまやロシアはナチス同様、世界中から敵視されているのでこの手の作品を観ても何も感じ…
このレビューはネタバレを含みます
『戦火のナージャ』
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2010年公開のロシア映画
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1941年
政治犯として、労働キャンプに
収容されているコトフは
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ナチス・ドイツ軍の
空襲に紛れて脱走し
罪人隊へ潜り込む
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「太陽に灼かれて」の続編で三部作の真ん中にあたる。
前作「太陽に灼かれて」が製作された1994年はソ連崩壊からわずか3年後であり、その当時のロシア人が感じていたであろう挫折と悲哀がかつてのスターリ…