ラウラアントネッリの裸身が、マネの"草上の昼食"や"オランピア"の裸婦のように豊満でエロティック。
コルセットで締め上げた着衣の姿からは想像出来ないほど豊かな肉体があらわになる時、あまりの艶かしさ…
W不倫という昼ドラのドロドロ内容をイタリアの上流階級に置き換え豪華に優雅に演出した作品。なぜ人は不倫に走るのか。それは恋愛感情が芽生えるから。好きになったら地位も名誉も独身、既婚とか一般常識も関係な…
>>続きを読むヴィスコンティの貴族的退廃的な美の極地。
どのショットも絵画のよう。
浮気を妻に話して憚らない夫。
妻も義弟の友人と恋仲になり、子供を宿してしまう。
他人の子供に愛情を注ぐことはできないとひっそり…
とにかく衣装がステキでシーンが変わるごとに出てくる本妻と浮気相手の衣装に終始目が釘付け。それだけでも観る価値アリ。
子供を失ったことがわかって倒れた妻の声色が突然変わったのには吹いたw
話は単純だけ…
フェンシングを終えたトゥリオ・エルミル伯爵は侯爵のサロンで行われているピアノ・コンサートに顔を出す。そこには妻ジュリアナと愛人のテレサも出席していた。テレサはトゥリオを見つけると中座し“あんな女(ジ…
>>続きを読むこれぞ映画という感じ。
エンドロールで思わず拍手。
濃厚な舞台を観せられた感じ。
こういう自分とはかけ離れた生活様式を見られるのが映画の醍醐味だなぁと思う。
衣装から舞台セットまで隅々まで見応えが…
ルキノ・ヴィスコンティ。
世界の巨匠としての名を思うままにする映画監督の1人、というのは映画を観る人なら誰でも知ってるでしょうね。自分も生意気で精一杯背伸びしていた高校生、大学生の頃(当時はレンタル…