ギレルモ作品でいえばパンズラビリンスに近いアレ。
でもパシフィックリムより好き。
あの乾いた荒野の孤児院とか、不発弾とか 後半幽霊の存在ほぼ忘れて強盗と普通にサスペンスするところとか、無駄にサイ…
個人的に才能を信じて疑わないデル・トロ監督。
彼は母国で映画を撮ったほうが自分の味が強くでるようだ。
孤児院という閉ざされた狭い世界を覆う陰鬱な空気。
しかし、扉の外には抜けるような青空が眩しい開…
ギレルモ・デル・トロ監督の思い入れが詰まった1本。
ホラーというより少年の成長譚、にしてはあまりにもシビアすぎるか…
内線下のスペイン、街から離れた荒野の中に建つ孤児院、中庭に突き刺さる不発弾、"…
「パンズ・ラビリンス」「永遠のこどもたち」「ロスト・アイズ」そして「MAMA」でも感じた、監督の「死」についての概念のようなものの原点な作品なのかも?
死してなお。
死んでこその生。
そこに纏い付…
同監督『パンズ・ラビリンス』の原点。
同名のキャラクターが登場するだけでなく、子供(ファンタジー)VS悪い大人の男(現実)の二項対立の構図はこの頃から健在。この単純な対比が好きかどうかは人によると思…
このレビューはネタバレを含みます
「パンズ・ラビリンス」と姉妹作的位置づけだと聞いて観てみた。
時代背景も共通で、スペイン内戦下。(「パンズ・ラビリンス」は内戦の5年後)
とある孤児院に11〜12歳の男の子が送り届けられる所からお話…