女の座のネタバレレビュー・内容・結末

『女の座』に投稿されたネタバレ・内容・結末

<大家族のゴタゴタに困惑する嫁>

東京で荒物屋を営む石川家は大家族で、家長の金次郎は先妻との間に二男二女を、後妻のあきとの間に三人の娘をもうけた。その金次郎が倒れたという知らせに一族が集合する。長…

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恐るべき完成度じゃないだろうか。
成瀬作品の味はしっかりしながら、とっ散らかりかねないのを完璧に近い形で纏め上げる離れ業だと。

これほどの役者を使い、いわば『流れる』に似た外観ではあるが、寧ろこち…

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『長屋紳士録』とほぼ同じテーマ。松竹に小津は二人いらないと言われたところで、駆け落ちから戻ってきてぞうきんかけてる加東大介なんて小津に撮れるかなあ。草笛光子が案外いい。

これは、めちゃくちゃ面白かった。説明セリフなしでも家族関係や、人となりがしっかりと立体的に伝わってくるのは、脚本と演出がとても秀逸だからなんだろうなぁ。
成瀬巳喜男版東京物語と評している方がいらっし…

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同じ監督の映画を20本近く観てみるとさすがに飽きが来そうなものだが、成瀬の映画はなかなかそうならない。脚本家も同じであることから他作品との類似性は見て取れるのだが、それぞれの作品にはそれぞれの良さが…

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血縁のやるせ無さ、醜さをこれでもかと叩きつけてくるフィルム。実の子供よりも血の繋がらない嫁の方がどれほどいいかという「東京物語」のテーマが、笠智衆を同じポジションで使いながら、奏でられている。本作も…

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ハーつらいつらい。誰も幸せにならない結婚騒動映画。
草笛光子さいこう〜、三橋達也さいこう〜。

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