生きものの記録に投稿された感想・評価(★4.1 - 5.0)

「生きものの記録」に投稿された感想・評価

このレビューはネタバレを含みます

直接恐ろしい表現があるわけではないのだけれども、序盤の一瞬だけ空がピカリと光るあの瞬間がとにかく恐ろしかった。日本人だからこそ意味を深く受け取りすぎてしまったのかもしれないが。
黒澤でも特に好き
ある意味3.11以降一番今っぽい映画かもしれない
放射能に怯える三船が家族や世間に笑われるけど誰よりも現実が見えてる
地球が燃えとるわ
カナ
4.5
100%家族のためを考えてるから辛い…
でも原爆投下から10年しか経ってないなら、こんな考えになる方が当然なのかもしれない。

当時30代なのにぶっ飛んでる老人を演じれる三船敏郎も見どころ。
黒澤作品で一番好き。 
気づいた人は戻れない。 
黒澤版「東京物語」という感じも。
石川
4.5

とても良かった。
怖い。怖すぎる。
恐ろしいことや気が狂ってしまうことを描くフィクションは実際のところあまり怖くないことが多い。でもこれは怖かった。
何故怖いのか。それはこの気が狂ってしまうほどの恐…

>>続きを読む

このレビューはネタバレを含みます

この作品は、かなり、分かりやすく、反核を、訴えてる作品だと思う。この『中島家』の、お父さん。彼を、こうさせたのは、何だったか?間違いなく、日本に、落とされた原爆だったし、戦時下の、トラウマだったはず…

>>続きを読む
5.0

原水爆の恐怖に怯える1人の老人(当時、35才の三船敏郎が60才の老人を演じている)が主人公の本作だが、本作は、直接的に原水爆の恐怖を描いているわけではなく、ある一組の家族を描いている点が実にユニーク…

>>続きを読む
背中
沈黙
ジュース
ゆうれい

ジュースで泣いたのは生まれてはじめてかもしれない

三船敏郎演じる父親は一見いかにも家長的な人物に見えるが、「命さえあれば金が無くともどこでも生きていける」という考え方といい、本家も妾一家も同等に扱おうという姿勢といい、家と既存環境に固執する息子たち…

>>続きを読む
るか
4.6

オッペンハイマーが話題の中、今観るべき作品はこれだろう。いやぁ流石。
原爆投下から10年後。たった10年で人々の感覚はここまで鈍ってしまうのかな。
「こんな時勢に平気でいられる私たちが狂っているのか…

>>続きを読む

あなたにおすすめの記事