はたらく一家の作品情報・感想・評価・動画配信

『はたらく一家』に投稿された感想・評価

3.9

食卓を囲んだ5人が等しくフレームに収まっているエスタブショットがとても上手い。
少し遅れて子どもたちが同じ構図を反復するのだが、既に食事を済ませて奥の部屋で赤子の世話をする母と切り返されることで、大…

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aco
2.0

十一人で構成される貧困家庭を舞台として、一家の稼ぎ頭である工員の長男が電気士の資格を取得するために家を出たいと言い出したことをきっかけに、子供の将来と家族の生活との狭間で葛藤する父の姿を描く。

進…

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成瀬巳喜男が戦前1939年に監督脚本を務めた社会派ドラマ。貧困家庭を舞台に息子たちの進路問題を描く。原作はプロレタリア作家・徳永直の同題短篇(1937)。

1939年、東京下町に暮らす石村家は貧乏…

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YAZ
3.7

成瀬巳喜男監督の観る

子沢山の石村一家。職工の父
は酒飲みで給料も安いのか生
活は貧しい。家計支えてる長
男が将来の為家出たいと

脚本 成瀬巳喜男

成瀬には珍しい男映画。原作は有名な様
で貧し…

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CQ
-

成瀬にしてはテーマが強すぎる気もするが、長男が酔って喫茶店の娘と会話するシーン、雨が降るクライマックスとさすが。
しんみりした空気をぶち破るでんぐり返し。
画質が良くなく画面があんまり分からなかった…

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3.4

こんな大家族もので66分にまとめるのは凄いと思うがさすがにまとめるために誰もが皆、良い子すぎたり小さくまとまってたりと深みがなくなってしまうところがある。ラストはユーモアの爆発とともに映画を遠くに行…

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とても好き。
子供達の素直でひたむき、が故にことごとく希望を打ち砕かれてしまうその姿に微笑み、苦しくなる。
4.0

年の近い4人の男兄弟のほかに幼い3人の子供がいる子沢山の職工一家。徳川夢声の父親はほとんど声を荒げず終始穏やかだ。それゆえ最後の場面で父親が激昂して長男に物を投げつけることに驚く。先生を迎えて一家が…

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プロレタリア作家、徳永直の原作を成瀬が脚本も手掛けた。この頃の成瀬作品は、成瀬が脚本も書いている。石村家は祖父母も含めて十一人家族息子三人、母も仕事をしていても、生活は苦しい。ところが、長男が家を出…

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普遍的な家族の葛藤だが心温まるドラマだった。でんぐり返し、つよい。

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