キングダム・オブ・ヘブンのネタバレレビュー・内容・結末

「キングダム・オブ・ヘブン」に投稿されたネタバレ・内容・結末

エルサレム軍が
登場するシーンはゾッと鳥肌。


巨大な十字架がなんか不気味。


その後サラディンは、
エルサレムに進撃。

投石器の威力ってこんなにすごいの?
っていうくらい臨場感があって。

花火かな?と思ったら、
巨大な石が目の前に迫ってくるシーンは戦慄もの。


歴史的背景は凄い複雑なんだと思う(適当)
肝心の映画の内容は紙芝居を見てるような単純な内容。

ただのウィルターナーが家出した途端に有能になって、何故か盟主様になったり、籠城戦のプロになったり、王に城の建造案を提案してたり、まじでお前誰だよ。。

聖書的なアレンジの臭う展開がいくつかありそうだけど、聖書は全く読んだ事も内容も知らない日本人なので、ストーリー性が薄くてただ映像を見てるだけの気分だった。
≪ざっくり評価≫
希少なエルサレム王国ネタ。王様と攻城戦の表現は一見の価値あり。
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総合評価 (/7) ☆ 3.6
シナリオ 4
総合演出 4
独創性 4
完成度 4
心理効果 3
相性(*2) 3
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【ネタバレ】
主人公のイケメン鍛冶屋がその出自からエルサレム貴族の息子として大抜擢。しかも主人公のヘマで小競り合いが起こってパパ死んだのでそのまま後継いで領主に。クリスチャンとムスリムの共存を望む病弱なエルサレム国王に気に入られるが、十字軍タカ派が勢力を持ち国内はきな臭い状態。サラッディーン率いるイスラム軍も同様。主人公はイケメンで有能で人望もあるので王様の妹にも気に入られて、瀕死の王様からも結婚してエルサレム国を統治するように依頼されるが、わけのわからない事言って辞退。その直後、タカ派に実権が移った十字軍はイスラムに戦争しかけて全滅。エルサレムに攻めいるイスラム軍を、民兵を率いて主人公が迎え撃ち、結構良い勝負したおかげで捕虜の安全が保証されたので開城。ギリハッピーエンド。その後死亡フラグ抱えたリチャード一世がオマケで登場。

≪突っ込んだ感想≫
リドリー監督の作品は陰鬱でグロくてあまり好きになれないが、この作品は、その特性が中世の陰鬱さといい感じに調和していた。実在のエルサレム王ボードゥアン4世の造形と人柄の表現が素晴らしい。これ以上想像できないぐらいのセンスを発揮している。主人公以上の存在感を放っていて、リドリー監督が最も描きたかったのはこの人物なのではないかと勘ぐってしまう。ただ、仮面外すシーンまで映す悪趣味はやはりこの監督、といったところか…。個人的には避けて欲しかった。

攻城戦も総じて理に適っていて、更に金もかかっているので、監督の特性上イマイチ華は無いのだけど、そのへんの戦闘描写にこだわりもつ人なら見応えは保証できると思う。ただ、主人公のオーランド・ブルームの大根っぷりは酷かった。敗戦必死の状態で兵卒を鼓舞するシーンで全く心が揺さぶられなかったのは初めてかも。心に響かないセリフを棒読みしていた。プロットにも問題があるのかもしれないが、この俳優だとどんな優秀なプロットでも難しかったと思う。

いずれにせよ、十字軍のエルサレム王国陥落をかなり史実に基づいて描いた希少な映画で、当時存在した二人の偉大な指導者を知ることができる点で、存在意義のある映画だと思う。
劇場版は50分短縮されてるのでダメ。
ディレクターズ・カット版をおすすめします。
イスラム教とキリスト教の聖地エルサレムを巡って、戦争がいかにして始まり終わるのか、現代にも続く争いの本質を示した作品。
異教の神にも敬意を払う高潔さ等、双方の人徳に惹かれる。

好きな言葉
「友よ、あなたの人徳はまだ見ぬ敵の耳にも届く」
「Nothing.But everything」
宗教系のお話はあんまり得意じゃないけど、これはわりと理解できた……ような気がする。本質的には理解してないけど。神のための戦争とはなんぞ…? 結局は神という存在を利用した'富と領土'の奪い合いであって、時の権力者の私利私欲でしかなかったんだよね。存在しない神のために(私は無宗教なのでこんなこと言っちゃう…)何千、何万の民や兵が犠牲になってた時代ってなんなん……。でもそこまで突き動かされちゃうから、宗教って怖いよな…。

ところで、オーランド・ブルームめっちゃカッコいいんだけど、何これ。ちょうど絶頂期の作品だな!? チャニングやらザックやらユアンやらにうつつを抜かしてオーランド・ブルームの美しさ忘れてたけど、ため息出るくらい、もう彫刻かな?って思うくらい、完璧です……。

この作品全体を通して、映像が美しい。そして壮大。広大な平地で凄い勢いでぶつかる2つの軍隊。それも何万、何十万の兵士がいる軍隊!! 砂煙すら美しい…。どういうことだよ……と思うでしょ? 観たらわかる!
「田舎に住む孤独な青年主人公が実はすんごい血筋の持ち主で、
眠っていた才能とカリスマ性を目覚めさせ英雄になる」……
こんな構図が好きな人にはよだれ物の一本!
私はよだれたらしながら観てました!
非常に上質な中世もので、歴史をベースにしながら
美しくまとめられており頭に入りやすい。
最後はトゥルーエンドとまでは行かないが驚くほどハッピーエンドで、
スタッフロールで安心のあまり胸を撫で下ろした。
観ていると王道RPGが遊びたくなってくる!
良き世をつくるのが人の定め…

名言
私の息子だ。
息子だけは誇りだ。
byゴッドフリー


私は魂を売らない…
byバリアン

中世の騎士と侍を重ねながら観ました。

騎士→アサシンクリード
侍→ラストサムライ
エンターテイメント。開始5分でマイケルシーンが死に、6分半で出生が明かされる贅沢なスピード感の展開で、勿体ぶらず、留まらず、次から次へ魅力的なキャラクターが登場する。銀のマスク姿のエドワードノートンとレースのヴェールを纏ったエヴァグリーンは本当に魅力的。
ほんのちょっとだけ史実が入ってるエヴァ・グリーンの聖地を探訪するジハード・アドベンチャー。

通常版は重要なシーンすらカットされてる粗悪品なので、ディレクターズカット版がオススメ。長いですが。

それにしても、オーランド・ブルームは両手剣に振り回されていて、まったく強そうに見えない。
愛されキャラなんでしょうなぁ。
歴史には疎いですが、今なお終わらない戦いの原点というか、その昔を描くという点で歴史的価値のある作品。

戦闘シーンは酷いですね。
現代の戦争を追うものは多く見ていますが、その残酷さは今も昔も変わらず、戦争が今なお無くならない現状は悲しいですね。

それでも主人公バリアンが、結果民衆を救ったということには意味がありますし、彼の人格者としての人となりがこのよき結果を生んだことを考えると、そういう人物が希望であり、今もつづく戦争が無くなる確かな一歩であるのではと思います。
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