数ある寅さん映画の中で、私が声を上げて泣いたのは、この第18作「寅次郎純情詩集」だ。
この回の中の寅さんは、まさしく純情以外の何者でもない。
寅さんの優しさと温かさが泉のように溢れ出す、傑作中の傑作…
寅さん「悪かった。なにしろあの時は俺も若かったから。。。」おいちゃん「何が若かっただ、馬鹿!あれば先月の事だ」この場面で思わず共演者たちが吹き出してしまってるのは有名。これは渥美清のアドリブだったの…
>>続きを読む“寅さんに犯罪すれすれの行為をさせるなら” というアイデアから逆算して書かれたような脚本だ。
寅さんの傍若無人な振る舞いはいつものことであるが、今回ばかりはちと目に余るのだ。他者の前でおばちゃんの…
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