男はつらいよ 寅次郎と殿様の作品情報・感想・評価

「男はつらいよ 寅次郎と殿様」に投稿された感想・評価

Hiraken

Hirakenの感想・評価

4.0
最後のさくらのセリフが泣ける。あえて寅さんを映さないで情景をさくらのセリフで表すことで、ここまで18作観てきた視聴者に脳内投影させる。
上手いなぁ。
tmtkhzm

tmtkhzmの感想・評価

3.7
「オバちゃん、、、よっぽど人を馬鹿にしてないと言えないぞ。その台詞は」寅さんの表情が最高(笑)

殿様の気持ちと寅さんの気持ちの
空回りが切ない。
plaski

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3.9
アマゾンプライム。第19作。
殿様が執事の吉田に対し刀を抜き、寅さんが「殿中でござる」と言って殿様を止めるシーンで大爆笑。

殿様の探している亡き息子の嫁こそがマドンナだったというストーリー。めでたくマドンナに会うことが叶い喜ぶ殿様。
今度は一緒住みたい、そしてマドンナの幸せのため再婚させたいと願う。再婚相手にはなんと寅さんを推薦。

今回の寅さんの立場はなかなか難しいなぁ。エラ〜い殿様なんだけど、長男はマドンナに手切れ金を渡し、縁を切りたいと考えるような男。執事も殿様を世間知らずだと思っている。いくら偉いからといっても、なんでも殿様思い通りにはならない。そういう周りの状況考えるると、殿様から推薦されても難しい。結局一番肝心なマドンナの意志が、、、

寅さんシリーズでは、毎回人生の色んなシチュエーションが出てきて、時に自分の立場に置き換えて考えさせられることもある。実は意外と深〜いのである。
MiYA

MiYAの感想・評価

3.3
19作目。マドンナは眞野響子。

殿様役で嵐寛寿郎が登場。冒頭の寅さんの夢も「鞍馬天狗」という懲りよう。良くも悪くもアラカンの存在感が圧倒的で、マドンナの影が薄くなってしまったのはいたしかたないところか。

父親が娘(じゃないけど)と寅さんをくっつけようとする展開はちょっと新しく。もちろん寅さんもまんざらでもないわけですが、マドンナにも実は恋人がいて、あっさり破談。その恋人は登場しないし、ドラマとしてやや淡白な印象も。

殿様の執事の三木のり平はなかなか味わい深かったです。
ちろる

ちろるの感想・評価

3.8
旅先でひょんなことで出会ったマドンナ真野響子の麗しさもさることながら、
嵐寛寿郎演じる四国のお殿様の時代錯誤感がけっこうツボにはまる。
ちなみに執事役の三木のり平と寅次郎とのやり取りもけっこう笑える。
そしてとらやの犬の名前騒動にもお腹抱えて大笑いしてしまった。

いつもは空気も読まず周りを振り回しまくる寅次郎でも、ど天然のお殿様には流石に振り回されて、一度は願った麗しきマドンナとの結婚も、お殿様の夢が破れるのと一緒に密やかに音もせずにいつのまにか失恋しちゃうのがとっても切なかった。
今回は恋愛モードも控えめでこのお殿様をめぐる人情物語がメインになってるので、毎度の寅さんの勘違い突っ走り劇があまりなくってそこは残念。
でもたまにはこんな男の友情ものも悪くないですね。
ひらり

ひらりの感想・評価

3.2
寅さんは新作が出来るらしい。
阿川佐和子と対談していて、渥美清が生きてなくても、出来るんじゃないかって思いついたんだよね。
久しぶりに寅さん見たけど、やっぱりみんな優しくて良いね。今回は、真野響子のマドンナより、嵐寛寿郎のお殿様の存在感のほうが強いなぁ。
いつでもバカバカしくて笑えるのは、間違いない。
登場人物がみんな良い人なのが心に染みるなぁ。
粋な人間は見てる分には楽しい。毎日顔を付き合わせるとなるときっと嫌になる。甥の満男に鯉のぼりを土産に帰ってきたら立派な鯉のぼりがあって、トラと名付けられてた犬にも臍を曲げて再び出て行ってしまう寅さん。気難しい男である。時々会うくらいがちょうどいい。寅さん、物語の都合がなくても所帯を持つのは難しいだろうなあ。

出て行った寅さんが知り合うのは愛媛は大洲のお殿様。殿様、畏れながら1977年にそのキャラクターは些か無理があると思います。殿様に死んだ息子の駆け落ちした妻を探して欲しいと頼まれ安請け合いする寅さん。諦めた頃にたまたま大洲の宿で知り合った鞠子さんと再会して探していた女性だと知るご都合主義な話だけれど、見てる方もその点は了解してるからマイナスにはならない。これまたお約束で寅さんが鞠子さんに惚れて殿様もくっ付けようとするのだけれど、やはりシリーズの常で寅さんの恋愛は成就しない。これが寅さんと殿様が抱いていた自分勝手な思い込みを砕くことになって、男に都合の良いヒロインにはならない。寅さんは鞠子さんの前では振られた時も精一杯格好つけようとしていて、世間的に見るのならただの風来坊のオッサンに粋と愛嬌を感じられるのはその格好つけにある。好かれたいなら最低限努力するべきで、ダメな自分をありのままで受け入れて欲しいなんてのは傲慢。国民的映画シリーズとして長年親しまれたのには割としっかりした理由があるのだろうと感じた。

台風で仕事が早上がりして持て余した時間潰しのために本作を見て、数あるシリーズから選んだのもタイトルが目を引いたからという適当な理由。適当な鑑賞でも一切差し支えない。ナンバリング順に見なくていいし、他作品の視聴経験もいらない。知っているべきことなどせいぜい柴又生まれの寅さんが主人公で妹がいる程度。やれユニバースだのサーガだのスピンオフだのクソ真面目で面倒くせえ時代。こういう気楽さはもう少し復権してほしい。ストリーミング視聴への相性もバッチリ。007くらいは昔の路線に戻ってくださいよ。
マドンナ真野響子は綺麗だが取り立てて個性的なわけではないが、嵐寛寿郎演じる殿様との絡みで救われている。えっそれはルール違反だろ、と思うところも冷静に考えると納得いったり。シンミリ感今回は強かったなあ。‬
寅さん19作め。学生のころ、真野響子を絶世の美女と断ずる友がいて、全く理解できなかったが、どういうわけかこの歳になって理解できた。😁

本作は、夢終わってからの冒頭「とらや」でのシーンが最高にオモシロい。トラと鯉のぼりの二重奏だよ🤣😆

嵐寛寿郎のバカ殿ぶりもなかなか。どんな大物俳優も、喜劇役者に仕立てあげてしまうあたり、寅さんも山田監督もさすがとしかいいようがない。

いつもとは一味違う終わり方もなんかいい。😃

それにしても、ここまで周りに応援されても結婚できないとは、本当に泣きたくなるなあ。(笑)
殿様に振り回される寅さんが面白い。
小ネタが多く、みつおのチャンバラや、鯉のぼり、わんちゃんと笑えるところが随所にある名作。
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