流石はイタ公。ド直球のエロ描写。増村保造が目指すべきはこれだったんよ。谷崎潤一郎とか、三島由紀夫とか、若尾文子とか、こういう感じで撮って欲しいんだわよ。文学的エロ描写を映像化するのって、やっぱりイタ…
>>続きを読む「作家マゾッホ 愛の日々」を観た。こんな作品も嫌いじゃないが果たしてこれは愛なのか?夫婦の歪んだ感情。マゾの語源となったマゾッホ。彼は妻に虐められ興奮を覚える。ムチで打たれるだけに止まらず、妻と他の…
>>続きを読む映画を見始めた頃に公開されたのを当時読んでいた「スクリーン」誌で観たが、双葉十三郎さんの採点は良くなかったという記憶がある。30年くらいたって、ようやく観た作品は、作家である夫の性癖に振り回されて、…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
SMで支配してるのはSの方じゃなくてMの方って言い出した人間はこの映画を観て言い出したんじゃないかなって思うくらいにはマゾッホが自分の欲求に素直でワガママで、ワンダを自分の欲求を満たすためにしか使っ…
>>続きを読むマゾヒスティックの語源的な話。
普段の性質が高圧的で怒りっぽい、社会的地位のある人物であるほど、虐げられたく、嘲笑われたがるように思う。
行き着く先はマゾなんじゃないかと。
弱者が虚勢を張る例…
マゾヒズムの語源となったレーオポルト・フォン・ザッハー=マゾッホにおける夫婦間での物語。
オーストリア帝国(現ウクライナ)出身であり、初期は故郷であるガリツィアの農民やユダヤ人の生態を題材にした歴…