のっけから「東へ進む海賊旗」でユニオンジャックが大写しにされてウケた。時局柄プロパガンダと言われるのもわかるが、本作のユーモアはそうした精神の硬直とは真逆の批評性を持つものと思う。敵役エドワードの老…
>>続きを読む戦中の戦意高揚映画ですが、しっかり活劇スペクタクル&ミュージカルしてました。広大なセット、たくさんのエキストラ。
踊り歌う(歌は吹き替えか)美しい節ちゃん、歌うかわいいデコちゃん(歌は本物♪風は海か…
#121 返還映画大会
二代目猿之助の怪演、原節子の歌と踊り、デコちゃんの盲目少女、マキノ得意の大群集シーンなど、見どころ満載のスペクタクル。
宴会シーンは、まるでスーパー歌舞伎の原型のよう。
戦後…
国立フィルムアーカイブ、学生の頃から通っているが
大拍手の終映初めて?姉妹エピソードはともかく(笑)
骨太のそして怨念漂う大作映画。黒澤明、ノンクレジットで
脚本関わっているらしいが、どこ❓と推理す…
国策映画なので悩ましいが幾つかのカットはかなり素晴らしい。特に屋外での群像性やアクションを際立たせた幾つかの場面にはやられたし、二度目の反復で必ず状況が変わる(もしくは一度目の続きが始まる)というの…
>>続きを読むマキノ正博のフィルモグラフィの中で最も特異な作品。国策映画だからではない。国策映画なら他に2本ある。日本語で英国と中国の戦いを描いているからでも、コスプレのように付け鼻で日本人俳優が英国人を演じてい…
>>続きを読むめちゃ面白い。第一級の娯楽映画。中国の街と砂漠(沼津に作ったらしいオープンセットがデカすぎ)で時代劇と西部劇やってる感じになってた。原節子が微笑みながら後ずさりするショットでマキノの魔法が起きてた。…
>>続きを読む『阿片戦争』1943年
市川猿之助、原節子、高峰秀子の出演で、監督はマキノ雅弘。
いやいや、なかなかすごかった。登場人物は中国人、イギリス人、インド人なんだけど、全員、日本人が演じているという強引さ…