嵐の孤児の作品情報・感想・評価

「嵐の孤児」に投稿された感想・評価

Lo

Loの感想・評価

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for seeing Lilian Gish. She is my goddess. This was my first time to watch a silent film I thought it would be boring but actually it was riveting.
it’s about french revolution so it was fascinating for me since I love Marie Antoinette
姉妹に同性愛的なものを薄っすらと感じてしまうが、それは思い過ごしだろう。
ギッシュ姉妹が、パリへ向かう身支度を整えた服装を背後から捉えるショットなんか見てるだけで涙ぐんでしまった。
No.11[グリフィスの集大成であり最高傑作、グリフィスと黎明期のハリウッド⑤] 70点

グリフィス映画の最高到達点であり、ギッシュ姉妹主演の社会規範(今回は階級間の恋愛)に潰される薄幸少女ものに歴史スペクタクルが加わったマラソンのフィナーレにもってこいな作品。フランス革命大好きな私にとってラ・ファイエットやダントン、ロベスピエールの登場は胸アツ展開過ぎて泣きそう。フランス革命、生き別れる姉妹、といって連想するのはジュリエットとジュスティーヌだが、そんな悪辣とした皮肉映画じゃないよ。

冬のある日、娘アンリエットを教会に棄てに来たジャン・ジラールは先に棄てられていた貴族の娘ルイーズを見兼ねて彼女を拾って帰ってくる。こうして姉妹となったアンリエットとルイーズはやがて両親を失って孤児となる。視力を失ったルイーズのためにパリの医師を訪ねようとするが、変態貴族に見初められたアンリエットは誘拐され、ルイーズと生き別れてしまう。ルイーズは悪どい物乞いの親子に拾われて物乞いをする日々、アンリエットは誘拐された先で出会ったド・ヴォードレという貴族に惚れられて宿泊先に帰ってくる。やがてフランス革命の波が二人を襲い、ド・ヴォードレを匿った罪でギロチンに送られる。しかし、以前助けたダントンに出会うことで彼が助命を嘆願し、ラスト・ミニッツ・レスキューは成功となる。

舞台設定は当時有名だった戯曲『二人の孤児』とディケンズ『二都物語』から拝借しており、上記の通りダントンやロベスピエールといった現実の人物とアンリエットたち虚構の人物を上手に織り交ぜている。中でもグリフィス演出の集大成とも言えるバスティーユ陥落のシーンは流石の風格を持っている。また、最早名人芸の域に到達したギッシュの演技は本作品でも輝いており、特に不意にルイーズを見つけるシーンや裁判のシーンでの演技は神がかっている。

グリフィスは王政や貴族による圧政にも、人々が勝ち取った新しい自由にも懐疑的であり、それは双方の勢力に二度逮捕されるアンリエットの物語に如実に現れている。自らの享楽のために市民の犠牲を求めた前者と、自らの強迫観念のために反対する人間を殺しまくった後者に相違はなく、グリフィスの掲げる"理想像"としてダントンを登場させることで、"真に高潔なものが人々を治めるべきだ"という彼の信念が垣間見える。そして彼の演説から、本作品の主題は"愛と慈悲"であることが示唆され、それは「イントレランス」の主題の繰り返しとなっている。

ちなみに、ギッシュ姉妹はめちゃくちゃ仲が良かったらしい。

追記
超どうでも良い情報を加えておくなら、エニェディは「私の20世紀」で基本設定をパクっている。
Kunihiro

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4.0
新宿シネマート 弁士付上映会で鑑賞。愛国主義を捨てたフランス舞台のスペクタクルメロドラマ。リリアン⋅ギッシュの可憐さに4 点。
nagashing

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3.5
映画におけるひとつの理想形を提示している作品だと思う。お手本のようなモンタージュで、クライマックスはクロスカッティングの極致。揺れまくる騎兵のショットの躍動感、怒涛のエキストラの物量にもビビる。百合百合しいギッシュ姉妹のイチャつきは最高にキュート。上げて落とす展開のジェットコースターメロドラマ×激動の歴史大河ロマンというのがなんとも少女漫画チックで、池田理代子あたりの遠い先祖な気もする。
初めての活動弁士つき鑑賞だったが、残念ながら自分には合わない模様。ただでさえクドいサイレントの演技が説明過多でますますクドく見えるし、所々で入れられる現代的な小ネタに作品世界への没入を阻害されてしまう。
chili

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3.5
ギッシュ姉妹共演作。今までみたグリフィス映画の中でこの作品が一番無駄がない。
Among all these nobleman-isn’t there ONE MAN OF HONOR?
yadakor

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4.0
活動弁士の仕事の素晴らしいことよ
挿入字幕が多いので喋ってくれる人いないとほんとキツい映画だったと思う
童話レベルのいじわるばあさんがいいキャラ
最後の馬に乗って走るとこ最高
いやあビビった、普通におもろかった
うまる

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3.6
弁士の喋りが多いし尺長ぇ〜と思って見てたら、ラストの美しさに吹っ飛ばされた。

「散り行く花」がオマージュ的に組み込まれてた。
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