ある告白を音声マンのごとく拾い録る。語りをボイスオーバーとして見立てるための作業。ボイスオーバーの解体と言えそうな行為で興味深い。
仰りのアップが多くて、連なる顔はラッシュモア山のようだけど、全…
プロットは強引だが、バカみたいな速度と技巧的な撮影で魅せる。冒頭の流れるような長回しも、リッツホテルでの真っ黒な影に覆われた肉弾戦も、反射物を活かしたサプライズ(鏡から振り返るエイキム・タムロフ、そ…
>>続きを読むやば、かっこよすぎる。
陰影の強い夜のショットや威圧感たっぷりのローアングル等、画面作りがどこを取ってもかっこいい。
長回しを冒頭にだけ採用していることで全体がまとまってみえる不思議。
忘れ物注意の…
「アディオス」
相変わらずのこのアナログな技法は今だからこそより映える。
完璧主義的な映像と演出だけでも面白く、『市民ケーン』と比べても遜色はない。
あの結末も思わず唸ってしまいそうになるほど素晴…
【オーソン・ウェルズの存在感が半端ない】
(1958年・米・108分・モノクロ)
脚本・監督:オーソン・ウェルズ
原作:ホイット・マスターソン『Badge ob Evil』
よく知りませんでした…
物心ついた時にはニッカウヰスキーのCMで、また10代の真ん中あたりでは自分も大金払って購入しましたが全くモノにできなかった英語教材「イングリッシュ·アドベンチャー」で、日本人にも馴染み深い鬼才オーソ…
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