暴力団/ビッグ・コンボの作品情報・感想・評価

「暴力団/ビッグ・コンボ」に投稿された感想・評価

たかや

たかやの感想・評価

5.0
煙、ライト、影。凄すぎて笑えてくる。
いつの間にか、ブラウンがこちらに向かって話しかけているのも面白い。
消える音で遊んで「どう?面白くない?」って感じもニクイ。
そしてラストの煙に消えていくのは、言わずもがな。
ネット

ネットの感想・評価

4.0
霧のラストショットは有名だけど、それよりは爆音拷問、無音銃殺、爆弾弁当といった凝った暴力描写の方が好み。圧倒的暴力。
半目にしたグレース・ケリーのようなジーン・ウォーレスが美しい。やたら早口のボスや二人で一つの部下(GONINの殺し屋っぽい)などのキャラ造形も面白い。
あと忘れてはならんのが、嘘発見器。これも音の演出、シンプルでかっちょいいのだ。

このレビューはネタバレを含みます

期待通りの大傑作ノワール。
圧倒的完成度、、、


以下はメモ

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警察署のシーンから、光と陰が。暴力的なキスから、病的なクローズアップ
ヘアトニックをのませる拷問
ベッティー二の部屋の尋問にも影が
殺人罪であげようとする際「誰のだ」「俺でもいい」名言だ
59.20のEXIT 最高
ウワーっ 補聴器外して打つシーンもいい、、、、
もくもくしてるビジュアルは独特
圧巻のラストシーン
cinefils

cinefilsの感想・評価

4.3
撮影ジョン・オルトン!

主演のコーネル・ワイルドは後に監督主演で「大雪原の死闘」を撮っていたと思うが、これももう一度見られないだろうか。
ライティングがすごい。この時代の人の銃の扱い方の軽さがウケポイントになる。
音楽、ビジュアルがめちゃくちゃかっいい。
有名なラストの霧の中のショットは鳥肌物。
こんな映画がみたかった。

『ツインピークス』のゴードンが補聴器つけてんのはこれが元ネタなのかな?
音のない銃殺処刑、補聴器での拷問、霧の中に消えていくラスト。完全に計算されたライティングは神の所業としか言えない。やばすぎる。
いずみ

いずみの感想・評価

5.0

このレビューはネタバレを含みます

かっこよ過ぎて完璧すぎて何一つ欠けていない大傑作。霧と男と女。サーチライトでラストスーザンがブラウンを追いかけるように照らしてダイヤモンドを誘導する。
ラストで霧の中に消えてくダイヤモンド刑事とスーザンがもうかっこよすぎる。
最初から最後までまさに暴力の嵐!音の暴力!ミンゴとファンティが突如霧の中からヌッと現れてマクルーアを殺そうと矛先を変える時思わずゾッとした。「音を消そう」と言って銃口から発射されて光だけで殺される。そこに音はない。この演出にも度肝を抜かれる。凶悪ブラウン最高。サーチライトで暗くなったり顔が垣間見得て明るくなるのがよりノワール的。愛人として(ファムファタール)離れられなかったスーザンもいい…し、ちと気が狂ったアリシア(ブラウン夫人)もいいキャラしている。完璧な映画とはまさに今作のこと。
最後すごすぎて笑ってしまった。のっぺりしたセットを隠すかのように影と光と霧で満たされる。音の拷問の構図がバチバチに決まっている。
とにかくあらゆる人物が闇から「浮かび上がる」。
その画が見事。敵の下っぱでさえもカッコよく照らされる。

証拠を残さないために「音」で拷問するのは、なるほどなと感心してしまった。
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