十三人の刺客のネタバレレビュー・内容・結末

「十三人の刺客」に投稿されたネタバレ・内容・結末

松方さん追悼21本目。予習はバッチリしといたもんで、楽しく比較鑑賞させてもらいました。全体的に言えば、旧作に比べ本作の方が遥かにまとまりよくなってますね。娯楽作品として十分堪能できます。さすが三池崇史ですね。

特に良かったのは、弘化元年(1844年)の話だということから明確にキックオフしているところ。この10年後に黒船騒ぎですから、恐らくこの当時、徳川幕府の経年変化による構造疲労は限界に達していた筈、という前提は大正解です。しかしね、“侍として良き死に場所を探しておりました”という島田新左衛門(役所広司)の言葉だと私事過ぎて、「国家万民のため」という趣旨がどうしてもボケてしまう気がするのですよ。前作池上金男脚本の“侍として良く死にましょう”は印象的な言葉でね。この状況のままではダメだ。でも時代が変わったら変わったで侍の生きる場所はなくなってしまうだろう。だから、生きる場所のない私たちが今死んで世間に問いましょう、が旧作の本意なんです。だから、エンドでちゃんと島田新六郎(山田孝之)が生き残ることによって完結する、というところに繋がるんです。

序でにいえば、松平斉韶(稲垣吾郎)にしても、あれほど戯画化する必要があるのかなあと思うんですよ。これじゃタダの気印ですよ。だって、こんなあり得ない人物設定にしちゃうと、殿様個人の変態性の話になっちゃう訳で、この時代の葛藤じゃなくなっちゃいますからね。あくまでこの当時の幕府体制のメルクマールになってることに意味がある訳ですから。

それとね、前作との比較で言えば、全体的に本作の方が良いことは前提ながら、圧倒的に旧作に負けていると感じるのは役者なんです。倉永左平太(松方弘樹)と松平斉韶(稲垣吾郎)だけですかね、今回勝ってると思えるのは。それ以外は全て前作のキャスティングの方がいいです。恐らく時代に合わせてキャラクターの設計を修正していることもあるとは思うのですけど、特に亀頭半兵衛(内田良平)や平山九十郎(西村晃)はあのキャラクターあってのストーリーになってますからね。

それにしても、これだけ一流と称される役者を集めても、特に光っているのが東映プロパーの松方さんとスマップというのも、皮肉というんでしょうか、日本映画の貧しさというんでしょうか、なんかちょっと悲しくなる話でもあります。はっきり言えば、死に方が昔の役者に比べて下手なんですよ。この映画、死に様コンテストになっているところも見所な訳ですから、死に様をキッチリ見せることでこの時代特有の緊張感を実感してもらうことにも意味がある訳でね。だから、そういった意味でも松方さんの討ち死には印象的で良かったのですよ。なんかこの世に最後のお別れ(現実も含め)をしているようにも見えてね。。。
稲垣さんのサイコパスチックな殿様役がとてもハマっていて堪らなく良かったです。

「インシテミル」の武田真治さんや「寄生獣」や「あなたのことはそれほど」の東出昌大さんの様な狂気じみた演技が好きですが

今作の稲垣さん演じる明石藩主 松平斉韶は群を抜いた狂人でした。
長ぇと思ってたけどまぁ面白かったんで全然みれた。顔がきれいな男達が戦い苦しみ死んでいく映像は美しいたまらん

燃える牛やらなんやらは現代だからこそできる演出だなと。
ああいう大掛かりな仕掛けで迎え撃つ展開はやっぱワクワクする

野生児の伊勢谷友介をあんな殺し方するなんて許さん稲垣吾郎、、とか思ってたが、なんで生きてんだよお前首に刀刺さったやろうが
どうやらすげー面白いらしい、という事は聞いていたのでずっと気になってましたが、iTunesにもU-NEXTにもNetflixにもないので何ヶ月も見ずにいました。
しかし先日とうとう業を煮やし、数年ぶりにDVDを借りてきました。
(DVDをあまり借りないのは、一回借りても見きれないほど借りてしまい半分以上見ないで返却したり、返却日を忘れてしまい延滞金いっぱい払う羽目になったりを繰り返し、動画配信サービス派になったから。)

いやーこれすげー面白かった!半端なく面白かった!
ラスト50分の殺陣シーンとか言われても長くね?ダルそう…なんて思ってすいません。
十分中弛みせず興奮しました。

良いところはいっぱいあるので、気に入らない所を先に書いておきます。
せっかく下準備をしておいた弓矢を使い切らず、火薬や屋根の上の石や油などもあまり効果的に使われないまま、途中で捨てて敵のど真ん中にそれぞれ降り立って斬り合いが始まる所が、何より納得がいかなかったです。
あと岸部一徳がアナル処女奪われるシーンは冷める。
牛のCGの違和感とか、屋根から血がブシャーとかは、あまり気にならなかった。
刺客それぞれのキャラを掘り下げてあったらもっと面白かったと思うけど、それではテレビシリーズになってしまいますかね。
それでも、山田孝之と吹石一恵がどんな関係性なのかだけでもあと5分か10分なんかしらエピソード入ってたら良かったなぁ。

今作で1番印象的な、稲垣吾郎はもう最高の最高なので置いときます。
参勤交代シーンの前と後で絶妙に関連付けられた所が随所にあって何度も痺れたなぁ。
あとは松方弘樹の殺陣の格好良さったらない。
時代劇にあまり興味ない方ですが、この立ち居振る舞いの妙はもう惚れてまう。

さてさて、これでやっと宇多丸さんの批評動画が見られるわ。
本家の十三人の刺客も近いうちに是非とも見たいです。
これ結構評判良かったので、期待していたがクソ映画。
三池崇史は実はこれが初めて観た作品だったんだけど、本当に苦手な監督になった。

稲垣吾郎は確かにいいけども、
吾郎ので部下たちは本当に主人公たちに惨殺されるべき存在なのだろうか?
正義の味方ぶってる主人公たちがただの殺人鬼に感じる。そこに正義があるのか?
あと鍔迫り合いしながら、世間話しないでくれる?

しかし役所広司はめっちゃ好きです。
おわり!
三池さんのやつなので、ある程度覚悟してはいたが冒頭から渾身の切腹!
でも殺陣が爽快です。かっこいいです。一番死にたがっていた山田孝行が生き残るのもオツ。
記録。
面白かったけど、最後、なんで伊勢谷は、刺さってたのに、死ななかったのか?不思議。
オープニングの内野聖陽による介錯なしの壮絶な切腹シーンと茂手木桜子による血の涙を流す陰惨なダルマ女シーンで掴みはOK!

集団抗争時代劇を確立した1963年公開の【十三人の刺客】を三池崇史監督がいつになく真面目にリメイクした本作は、300人を超える護衛に守られたゲスの極み将軍の弟の暗殺にたった13人の刺客が挑むという決死隊もの好きにはたまらない一本!

みどころは、決死隊を務めた役所広司、松方弘樹、伊原剛志、沢村一樹、古田新太、六角精児をはじめ、ゲスの極み将軍の弟に仕える市村正親や光石研、内野聖陽、平幹二朗、松本幸四郎、岸部一徳など、味のあるベテラン俳優のキャスティング!
山田孝之、伊勢谷友介、浪岡喜一、高岡蒼甫、石垣佑磨、窪田正孝、近藤公園など、若手俳優も頑張っていましたが、加齢臭漂う渋みの効いたオッサンには敵いません!

更に、谷村美月を犯し、斎藤工を首チョンパし、命を捨ててまで守ってくれた市村正親の首を蹴鞠のように蹴り飛ばす!アイドルグループのメンバーとは思えない極悪非道っぷりを披露し、嬉々としてゲスの極み将軍の弟を演じたSMAPの稲垣吾郎の怪演も要チェック!
「山猿の骨は硬いのう」や「迷わず愚かな道を選べ、その方が楽しい」など、名ゼリフを連発し、登場シーンを名シーンを変えるキャラの立ちっぷり!唐突な犬食いや「今まで生きてきて、今日という日が一番楽しかった」と、礼を言う今際の際の何とも言えない表情をお見逃しなく!

とにかく、オリジナル版のクライマックスの35分に及ぶ13人対53人の殺陣を質量共にグレードアップさせたクライマックス50分に及ぶ13人対300人の殺陣は必見!ド派手なギミックと見事な玉砕っぷりで全く飽きさせません!
特に、松方弘樹の静と動の緩急のついた華麗な殺陣や伊原剛志の縦一文字に敵を切り裂く豪快な殺陣、そして、沢村一樹の【ここは俺に任せて、先に行け!】展開にはシビれっぱなしです!

エンターテインメント時代劇として秀逸な上、天下万民を守る事を侍の道とする者と主君に仕える事を侍の道とする者、封建社会の歪みを体現する者と封建社会の外側で生きる者を描き、天下泰平の世の中で生きる侍の存在意義まで問いかける素晴らしい作品!
地上波での放送を切り捨て、クオリティを重視したテレビ朝日の英断も天晴れです!

唯一不満があるとすれば、伊勢谷友介と岸部一徳の絡み!これだけはいただけませんでした!
男尊女卑は激しいかな
女性を相当醜く描いてる
吾郎ちゃんの演技がいい
そして最後の殺陣もいい。
小さい頃叔母と2人で初めて見に行った映画(ᵔᴥᵔ)おもしろいぞ〜あらすじ読んで興味持ったなら 見てまちがいないかも〜
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