浪人街 RONINGAIの作品情報・感想・評価

「浪人街 RONINGAI」に投稿された感想・評価

黒木和雄監督
原田芳雄主演

江戸の政の届かない程の、貧乏な街で。
そこには、最低の生活を強いられる人々がいて、そこに四人の浪人が。
街には「夜鷹」が溢れてる。

その街にタチの悪い旗本勢が、人を人とも思わない悪行を繰り返す。

大事な「女」を拐われて、牛引きの八つ裂きを公開しようとする旗本。

浪人は立ち上り、旗本勢に挑む!

何回もリメイクされてる名作です。
この作品しか知りませんが、時代劇の要素を全て含んでおり、絶妙な配役、適度なコメディ、剣劇の迫力と、まさに最高級の作品と思います。

原田芳雄は、でたらめな浪人で女の間を行き交うけど、殺陣になれば型にとらわれない気迫のアクション。

石橋蓮司は話を引き締める役割で、浪人の中でもリーダー的な。
この人の殺陣が、居合い斬りでメチャカッコいい!

田中邦衛は、浪人の中でも一番現実的なタチ位置で。仕官を忘れずに妹に叱咤される毎日。
でも、殺陣になれば意外と魅せてくれます。

勝新太郎については、今回脇に回ってましたが、この人の存在感とバイプレイヤー振りは、いつもの主役と違っても素晴らしかったです。この作品が遺作になりましたが、年齢を重ねた脇の勝新も観たかったです。

あと、黒木監督の作品で「竜馬暗殺」がありまして、それには原田芳雄と石橋蓮司も出ていて。
もし、その中の「松田優作」がいたら・・。

ちなみに、この作品は私の弟分に「借りパク」されていて、やっと確認出来ました。この作品で700作になりました。
マエダ

マエダの感想・評価

3.0
なんかテンポわりぃな笑
でもセットとかキャストとかは超カッケェ

ラスト30分で急に面白くなるけどそこに至るまでのフラストレーションがデカい

とりあえず原田芳雄が恰好良かった
monaminami

monaminamiの感想・評価

4.5
豪華スタアが続々登場💫
なんとも賑やか。そんな中でもやっぱり原田芳雄の色気ったらないわ。キュンとしちゃう。
うろん!
otom

otomの感想・評価

4.4
侍にはつらい時代のお話。もはや演技と云うか、この人ってこんなだよねと、各人の地が役になった感じ。そんな善悪共に濃過ぎる面子をそれぞれに絶妙な配置をした黒木和雄。チョイ役の琵琶と天本英世なんかも然り。とりあえず途中でうどん食いたくなる。良作。
ろくでなしとは甘く見たな
黒木和雄 「浪人街」

何はともあれ観音長屋のようなこの浪人街ではどうにかこうにか生きていける。

己の反吐にまみれて大道に寝転ぶような酔漢・原田芳雄も、荒肝を拉ぐ勇敢さなどありもしないのに、その風貌だけは裏の世界に相応しい勝新太郎も、刀の試し斬りをして日銭を稼ぐ石橋蓮司も、旗本の腐敗を痛論するのが巧い割に士官を夢見る田中邦衛も、深く期するところがあったろうが、今では(よたか)と呼ばれる娼婦の中でも最も卑しいとされる身で忍苦の日々に堪えている厳しい目つきの樋口可南子でさえ。

浮世のいかなる変化にもまるっきり頓着しないようなこんな人々にも、背骨の当たりに電流にも似た何かがびりびり、と走り、玄妙な道理が駆け抜ける瞬間、映画と言う名のつむじ風が発生いたします。
そもそも江戸時代の貧乏長屋には一人や二人いてもおかしくない不良軍団の誠実さなどではなく、最初の行動のモチベーションはあくまで個人的なもの。それがゆっくり、落ち着いて、愛する者の救済、権力への拮抗に結実していく様はやはりピカレスク活劇の真骨頂です。
醤油で煮しめたような茶色の褌はためかせながら重い刀を持て余すように振り回す原田芳雄のフットワークも、、重い鎧で身を包んだ田中邦衛も、わざわざ白装束に着替えた石橋蓮司も、
彼らが旗本たちをバッタバッタと斬り倒し、その度に返り血や手首が宙に舞えば、三人のキャラクター(ハード、ニヒル、コミカル)というトリオ・ザ・ヒーローズという図式が風俗的な親しみを越えた映画的な快楽として観ている私たちに迫ってくるのです。
ShoMuroya

ShoMuroyaの感想・評価

4.0
序盤の主要人物の紹介・セッティングは少し散漫な印象を受けた。しかし、後半からはひたすら格好いい。

酔拳ならぬ酔剣の原田芳雄。上裸で戦うため、徐々に肌が赤く染まっていく。
『ONE PIECE 』よろしく背中に「南無阿弥陀仏」と入った石橋蓮司。原田芳雄とは違い、一太刀一太刀たしかな筋で繰り出す。田中邦衛は鎧兜に暴れ馬で登場する。そして勝新太郎。

集団で夜鷹(非合法で個人営業の売春婦)を殺していた敵の旗本たちはへっぴり腰。まともに刀を扱える侍はいないという、笠原和夫の権力批判。

この映画の公開が平成2年で、まるで昭和の漢の残滓のような映画。
緑葉

緑葉の感想・評価

4.8
名優全部集めてみたよ~!な欲張りセット。たまらんけど勘弁してください身が持たないマジで。

ストーリーは夜の街を荒らす悪い奴らをやっつける、というストレートなもの。前半は4人の浪人が酒飲んだり喧嘩(しない)したり酒飲んだりぐだったり酒飲んだり……あれ酒しか飲んでねえなこれ。大丈夫です。綺麗なお姉さん達もでます。むしろお姉さんたちがかっこよすぎて惚れそう。惚れた。そうですこれ最初は割合日常のお話。ヒモだったり妹に八つ当たりしたり嫌々仕事したりお金に執着したりとまあ情けないったらありゃしない。からの後半の殺陣が半端なくカッコいい。べろんべろんでドタバタやってる殺陣が意味わからんほど胸にくる。ずるい。もちろん助太刀の浪人さんもめちゃくちゃ切れ味鋭い殺陣でこれはこれでたまらん。あと掛け合いがいちいちリズミカル。
 
そして何より主役からチョイ役の人まで皆背景を想像させる感じで、濃い。メイン4人に至っては、どいつもこいつも曲者ぞろいで最高です。ツボにはまる人はすごいはまる作品だと思う。それはそれとして今は無性にうどんが食べたい。
Ryosuke

Ryosukeの感想・評価

5.0
この映画はかっこいい!
・時代背景は幕末の宿場街
・原田芳雄と石橋蓮司の個人的最強コンビの出演
・終盤の殺陣のシーンの刀を斬っては捨て斬っては捨てのスピード感と俳優の狂気溢れる演技が凄まじい迫力を作っている。
・物語では、原田芳雄の男臭い色気がムンムンと漂い、勝新が泣かせる。

流石、黒木和雄監督!
マキノ版に比べりゃ圧倒的に劣るが、撮影と編集は見事。
特に編集は予測不能のタイミングで次のカットに移る心地良さ、リズム感が良かった。と思って編集マンを調べたら谷口登司夫。武の師匠で勝新の右腕の男らしい…

ただ男女のくんずほぐれつな運動…と書くとドワイヨンや神代みたいだが、彼らに比べると圧倒的に魅力にかけるのは何故なのか…
単純に運動神経に欠けるのか?
それを考えると勝新の使い方がとても勿体無い。
りょー

りょーの感想・評価

3.9
4人の浪人が酒飲んでだらだらして悪い奴らを斬る映画。4人とも対称的で一致団結することもなくおのおののスタイルで戦っててカオスな状態だった。