アクションというよりも心理戦での攻防が面白かった。後半になるにつれ忍者の葛藤や心情が露わになる場面があり、近衛十四郎演じる才賀が根来忍者としてのコンプレックスを吐露するところがよかった。
あと精鋭十…
よくぞ撮ったというか、当時の東映の力であろう。その力を上手く整理できず、飛び散ってしまっているような感じの作品。
尺が中途半端なのだ。
これだけの物語をやろうというのだから、120分近くは使わなけ…
『十三人の刺客』『十一人の侍』『忍者狩り』『大殺陣』などから最近の『十一人の賊軍』まで連綿と続いている東映集団構想時代劇のはしりと言われる作品ですね。
寛永8年の駿府城を舞台に徳川秀忠死去に際して謀…
“反間苦肉の策”
»江戸幕府2代将軍・徳川秀忠臨終の際に生じた謀反騒動の証拠を巡って、駿府城を舞台に、警備にあたる根来衆忍者と証拠を掴もうとする伊賀流の忍者同士での熾烈な争奪戦を描く。
これはや…
今作は、17人の忍者vs1人の忍者+侍という構図で、アクション時代劇って感じである。今作は、娯楽って感じですね。ただ、17人の忍者側の、頭のラストのセリフは、考えさせられると同時に、優しさを感じます…
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