《伊賀の忍者の名に懸けて》
〝連判状を奪うほかない。今宵、駿府城に忍び入る〟〝半四郎、指図を聞こう〟〝皆、この若輩者の言うがままに死んでくれるか。今の俺には何の策もない。ただ、運を天に任すのみだぞ〟…
東映の集団(抗争)時代劇のはしりになった作品(1作目という説も)。当時、大映の「忍びの者」のヒットで忍者ブームが起きていたため製作された。
忍者は命を捨てなければならない宿命のため、1人また1人と…
伊賀忍者VS根来忍者 1963年の映画
当時は映画会社挙って“忍者モノ”を作っていたそうで。
定番中の定番、“伊賀忍者”対“根来忍者”ですが
本作は(私が大好きな)『仮面の忍者 赤影』のようなキッ…
忍者映画なので、荒唐無稽な突っ込み満載な作品と期待はしてましたが、そうではなかった。特撮、合成などは全く無し。飛んだり、跳ねたりする訳でもなく、ただ、石塀を上り江戸城の本丸に忍び寄る。忍者らしいとこ…
>>続きを読む徳川秀忠の死期が迫る中、謀反連判状を集める家光の弟・忠長。
これを奪取するため伊賀忍者が雇われるが、向こうにも根来忍者の強者が。
豪華絢爛な時代劇からリアル路線へと移行した、東映のモノクロ集団時代劇…
東映集団時代劇路線の第1作。
前半はちょっと退屈したけど、城への侵入作戦が始まる後半から俄然面白い。劇伴も最小限で緊迫の潜入劇。敵側の陣頭指揮を取る才賀は、紀州の根来衆忍者出身で、エリート集団である…
今回のターゲットは“人”ではなく“連判状”! 一瞬の油断が命取り。相手の裏の裏を読み合う頭脳戦の行方。そこで描かれる奉公人の虚しさ。そして、「十七人」という数字に仕掛けられた罠!
東映の集団時代劇…