
戦争物は年代によって作風が大きく変わる。
反戦ムード色が強まるベトナム戦争以前の本作は今では考えられないくらいカラッとした雰囲気。
どこかスポ根の様な空気まで感じられる。
だからこそラストの急転直下…
1942年12月~1943年5月。
第二次世界大戦中、日本軍は泰緬鉄道(タイ~ミャンマー間の全長 415㎞)を戦争捕虜や地元民の計50万人に建設させた。本作は鉄道建設の難所となった「クワイ河の架橋…
実際は多くの捕虜を犠牲にして建設したそうだから、環境は劣悪どころか地獄だった。日本人としてはやはり斎藤大佐の葛藤みたいなところに感情移入。英国に留学していたのだから、かなり優秀な人物だったのだろう、…
>>続きを読む第二次世界大戦下のタイとビルマの国境付近を舞台に、巨匠デヴィッド・リーン監督が描いた戦争映画の金字塔。
アカデミー賞作品賞・監督賞ほか7部門を受賞し、軍人としての誇りと戦争の不条理を重厚に描き出しま…
恥ずかしながら初鑑賞。タイトルからヨーロッパ戦線の話かと思っていたが、舞台はビルマの日本軍捕虜収容所という事で驚く。
そこに送り込まれてきたのがイギリス軍の兵士達で、収容所の所長である斉藤大佐と、…
日本の捕虜の立場で英国式の橋を完成させるという指揮官。かたや敵が造る橋を壊すのを目的に危険なジャングルへ入る英国人。英国人同士が橋を造るvs壊すという、戦争とはなんと無意味なことか。
軽快なマーチと…
モデルになったクワイ川鉄橋は爆撃を受けながらも終戦まで利用され、現存しているらしい。実際にはイギリス人捕虜と日本兵の協力関係ではなく、過酷な強制労働によって造られたものだそう。
フィクションとはいえ…
見終わった直後は「一体なんだったんだ…」という戸惑いと虚しさが一番に込み上げてきました。しかし、その戸惑いや虚しささこそがこの映画の描きたかった最大の皮肉なのだと思います。何とも言えない余韻が残る映…
>>続きを読むやや戦争もので暗重感が否めないしバットエンドな作品。
まだ『子どもたちをよろしく』や『マザー』の方が本作よりも希望を感じる。
でもトラウマになると言ったらそうでもないし、本作でもあった橋のように次へ…