道中の点検の作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『道中の点検』に投稿された感想・評価

「信じるとか信じないとかそういうのは女の子に占わすさ」オシャレで好きなセリフ

同じ監督作の「神々のたそがれ」よりは断然観やすいけど相変わらず話が頭に入って来にくいし、主人公のバックボーンや考え方が…

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3.8

生きて働け。

1度ナチス側についた男ラザレフはロシア側に投降。信用されるために色々試されることに…

凄まじい映像に圧倒されっぱなしの本作。ラザレフの背景が一切見えてこないままストーリーが進んでい…

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Juzo
4.8

混沌、疑念、恐怖、そして誤解と矛盾に満ちた人間たちの姿。
ラザレフの過去は明かされず、彼がなぜ裏切ったのか、その動機は観客に委ねられる。
しかし、重要なのは「なぜ」ではなく、彼が「何をしたか」。行動…

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おもったより普通の映画だった。人が話し出すときに寄る感じとか大仰な切り返しとか西部劇みたい。途方もないはずの空間の広がりもじんわりとしか伝わってこない。シネスコなのがよくわからない。道と線路はよい。

黒沢清は、「世界から空間と時間を切り取り、そしてその切り取られた画面から、その外側の世界の広がりを想起させる」機能こそが、映画の本質的な力であると語った(『黒沢清、21世紀の映画を語る』)。この語り…

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アレクセイ・ゲルマンが、父ユーリー・ゲルマンの小説を映画化した71年作品。しかし上映禁止処分を受け、公開は86年。パルチザン小隊の活動を描いたもので、友情、信頼、裏切りが交錯、クライマックスはサスペ…

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tych
3.8

1971年 アレクセイ・ゲルマン監督作品 モノクロ 97分。第二次大戦中、独軍占領下のロシア北西部、ロコトコフ隊長(ローラン・ブイコフ)率いるパルチザン隊にラザレフ(ウラジミール・ザマンスキー)が投…

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凄い映画だ。

先づロングショットが抜群に美しい。
其の雪と遠景とには、思はず目を見張る。おゝ、ロシヤよ──。
極め付けは、クライマックスの列車が去ってゆくカット。映画の歴史上、列車が此方へ到着する…

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米
-
意外にわかりやすくてびっくり 村が砲撃を受けて人々が逃げ惑うシーンで聞こえる女性の息遣いが印象的でした
UE
3.5
フルスタリョフ見たあとだから微妙に感じるけど構図とか撮影は本当にセンスだなーと。
「クローゼットの中でヒトラーが怯えている」

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