戦争のない20日間の作品情報・感想・評価

『戦争のない20日間』に投稿された感想・評価

3.8
322件のレビュー
3.5
主人公を映してきたところから、最前線ではない町に住む普通の人に時折カメラが寄っていく。そこには最前線を見てきた人とそうでない人の考え方の違いがあるように見える。
3.6

🔰アレクセイ・ゲルマン作品

「戦争」をあえて外側からの視点で描いた戦争映画

すし詰め状態の列車に7日間をかけて故郷タシケントに帰郷する従軍記者が主人公です
彼の20日間の特別休暇を追った作品

>>続きを読む
5.0
このレビューはネタバレを含みます

この作品を見たらカネフスキーにカメラを与えたって話もわかる気がする。映画のために作り上げられた英雄は勇ましくどんな困難にも挫ける事はない。そんな英雄たちを覗くカメラを外し彼らを観ると、その姿は一人の…

>>続きを読む
従軍記者の休暇の20日間。疎開地で、友人の死の報告や、記事の監修、恋などが綴られる。戦争のない20日間だが、戦争の影響は大きい日々である。
バニ
3.1

休暇をもらった戦場記者ロバーチンの20日間を描く、ゲルマン監督なので難しそう。
大切な休息のハズなのに、予想するよな20日間では無かった。
戦争を怖く描いてるのかと思ってたので、ロバーチンの心理に不…

>>続きを読む
tych
3.8

1976年 アレクセイ・ゲルマン監督作品 モノクロ 102分。2次大戦、ソ連軍の従軍記者ロバーチン(ユーリー・ニクーリン)は、休暇を得て故郷タシケントに帰る。前妻との正式離婚手続きという気の進まぬ目…

>>続きを読む
一
5.0

戦争映画、戦争演劇といった、物語化された戦争が劇中劇として出てくるいっぽう、映画内の「本当の戦争」は間抜けで淡々としているのが皮肉に思えて面白かった。
ひたすら演技を見せる長回しが多く、緊張が途切れ…

>>続きを読む
4.0
ラストの良さはそれまでの話を引き受けてどう投企されるかが映像として分かるところにある
群像の良さもあり
このレビューはネタバレを含みます

戦火から逃れてしばしの休息から再び戦場に赴く物語。おそらくシナリオに反し(?)英雄に仕立てあげられる箇所や顧問に仕立て上げられた男を描いた箇所はお上に目をつけられたのだろう。そういったニヒリズムやリ…

>>続きを読む
UE
3.3
束の間の休息
爆破シーンリアル。ロケ班凄いけど室内で撮ってる方がこの監督は好き。

あなたにおすすめの記事